オリーブオイルで揚げ物するメリット・危険性は?再利用の注意点も紹介!
オリーブオイルで揚げ物ができるのを知っていますか?今回は、オリーブオイルで揚げ物するメリットや揚げ方のコツにくわえ、仕上がりの味わい・風味の特徴を紹介します。何回まで再利用できるかや、使い回す際の危険性のほか、揚げ物レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- オリーブオイルで揚げ物できる?
- オリーブオイルを揚げ物に使うメリットは?サラダ油と違いある?
- ①酸化しづらい
- ②油が食材に浸透しづらい
- ③ダイエット効果あるオレイン酸を摂取できる
- ④臭い消しに使える
- オリーブオイルで揚げ物するコツは?
- ①ピュアオリーブオイルを使う
- ②低温でじっくり揚げる
- ③オリーブオイルをたっぷり使う
- オリーブオイルで作った揚げ物の仕上がりは?苦いの?
- ①味わいの特徴
- ②臭い・風味の特徴
- 揚げ物用のオリーブオイルは再利用は危険?使い回しはできる?
- オリーブオイルは3〜4回まで再利用できるが酸化の危険も
- オリーブオイルを使う揚げ物レシピを紹介!
- ①オリーブオイルで作る天ぷら
- ②塩こうじの唐揚げ
- ③おでんのフライ
- オリーブオイルで揚げ物を作ってみよう!
Twitterの口コミ
誰かのツイートから思い出して、栗原はるみさんレシピの揚げなすのピリ辛香味づけ、久しぶりに作った。
なすはたっぷり油を吸うし、揚げ油が無いのでヘルシーかとオリーブオイルで素揚げした。
まずくは無いけど、オリーブくさいかなぁ。
揚げ物用のオリーブオイルは再利用は危険?使い回しはできる?
オリーブオイルが揚げ物に使えることはわかりましたが、一度使ったオリーブオイルはもう一度再利用できるのでしょうか。ここでは、揚げ物に使ったオリーブオイルの再利用の方法や使い回しの危険性について紹介します。
オリーブオイルは3〜4回まで再利用できるが酸化の危険も
オリーブオイルは酸化しにくい油で、一度揚げ物に使っても再利用できます。ただし、一度使った油は酸化しやすくなっているので、日光に当てないように保存して早めに使い切るようにしましょう。酸化してしまった油を使うと、体に害を及ぼす危険性もあるので注意が必要です。揚げ物をした後のオリーブオイルは、最大で3~4回程度使い回しが可能です。
ただし、使う前に酸化臭がないかよく確認してから使いましょう。また、オリーブオイルは加熱すると煙が出る発煙温度が低い油で、使い回した油はさらに発煙温度が低くなります。一般的なピュアオイルは、初回の揚げ物では発煙温度は210度でも、二回目に再利用したときは発煙温度が170度まで低下します。
そのため、再利用したオリーブオイルはより低温でじっくり揚げる必要があるでしょう。もともと発煙温度が低いエクストラバージンオイルより、ピュアオイルのほうが再利用しやすいです。揚げ物だけではなく炒め油として使い切っても良いでしょう。ただし、サラダやマリネなどに再利用することは避けてください。
オリーブオイルを使う揚げ物レシピを紹介!
オリーブオイルで揚げ物をする場合は、オリーブオイルの種類や特徴を理解し、温度や揚げ方に工夫が必要です。ここからは、オリーブオイルを使ったおすすめの揚げ物のレシピを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
①オリーブオイルで作る天ぷら
車エビやイカ、シイタケなど天ぷらの定番素材を使ったレシピです。ピュアオイルではなくエクストラバージンオイルを使用するので、発煙温度に注意して揚げることがコツで、いつもの天ぷらが軽い仕上がりになります。
②塩こうじの唐揚げ
シンプルな材料で手軽に作れる、人気の唐揚げのレシピです。塩こうじで下味をつけるので、鶏肉が柔らかくジューシーに仕上がります。衣には米粉を使い、オリーブオイルで揚げるのでからっとした軽い食感が楽しめます。
③おでんのフライ
おでんをアレンジしたユニークなレシピで、オリーブオイルで揚げることで和風のおでんが洋風の味わいに変わります。だしで味がついた大根でも、サクサクした衣とオリーブの香りで洋食メニューになり、残り物のイメージが変わるおかずが作れるでしょう。