オリーブオイルで揚げ物するメリット・危険性は?再利用の注意点も紹介!

オリーブオイルで揚げ物ができるのを知っていますか?今回は、オリーブオイルで揚げ物するメリットや揚げ方のコツにくわえ、仕上がりの味わい・風味の特徴を紹介します。何回まで再利用できるかや、使い回す際の危険性のほか、揚げ物レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. オリーブオイルで揚げ物できる?
  2. オリーブオイルを揚げ物に使うメリットは?サラダ油と違いある?
  3. ①酸化しづらい
  4. ②油が食材に浸透しづらい
  5. ③ダイエット効果あるオレイン酸を摂取できる
  6. ④臭い消しに使える
  7. オリーブオイルで揚げ物するコツは?
  8. ①ピュアオリーブオイルを使う
  9. ②低温でじっくり揚げる
  10. ③オリーブオイルをたっぷり使う
  11. オリーブオイルで作った揚げ物の仕上がりは?苦いの?
  12. ①味わいの特徴
  13. ②臭い・風味の特徴
  14. 揚げ物用のオリーブオイルは再利用は危険?使い回しはできる?
  15. オリーブオイルは3〜4回まで再利用できるが酸化の危険も
  16. オリーブオイルを使う揚げ物レシピを紹介!
  17. ①オリーブオイルで作る天ぷら
  18. ②塩こうじの唐揚げ
  19. ③おでんのフライ
  20. オリーブオイルで揚げ物を作ってみよう!

オリーブオイルで揚げ物できる?

油を使う代表的な調理といえば揚げ物がありますが、オリーブオイルは揚げ物油として使うこともできるのでしょうか。オリーブオイルは栄養価も高く、健康的な油として人気があり、ドレッシングやパスタソースなどによく使用されます。そこで、オリーブオイルは揚げ物に使えるのかやおすすめのレシピなどを紹介します。

オリーブオイルを揚げ物に使うメリットは?サラダ油と違いある?

オリーブオイルはヘルシーで体に良い油として人気がありますが、揚げ物の油に使うとどのようなメリットがあるのでしょうか。一般的に揚げ物油として利用されるサラダ油と比較して、オリーブオイルで揚げ物をするとどのようなメリットがあるのかを紹介します。

①酸化しづらい

オリーブオイルの脂肪酸は、約70%をオレイン酸が占めています。オレイン酸はオメガ9系の一価不飽和脂肪酸に分類され、不飽和脂肪酸の中でも酸化しづらい特徴があります。更に、抗酸化作用を持つポリフェノールやβ-カロテン、ビタミンEが含まれていることも、酸化に強い理由です。

また、より質の高い新鮮なオリーブオイルであるかどうかは酸度で示されます。酸度とは、オリーブの実からオイルに加工する際に生じる遊離脂肪酸の割合のことです。遊離脂肪酸は空気中の酸素と結合しやすいので酸度が高いものほど酸化しやすく、低いほど品質が高いとされます。

ピュアオイルは酸度が1%以下、エクストラバージンオイルは酸度が0.8%以下と定められており、最高級ランクのものでは0.1%程度のオリーブオイルもあるようです。酸度は商品パッケージにも表記されているので、酸化しにくい良質なオリーブオイルを選ぶ目安にすると良いでしょう。

(*オリーブオイルの酸化について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

オリーブオイルは酸化すると体に悪い?原因・見分け方は?防止できる保存法も紹介!

②油が食材に浸透しづらい

オリーブオイルで揚げ物をすると、サラダ油と比べて油が中に浸透しづらい点もメリットです。野菜や肉を揚げると、油が素材の中まで浸透してベタベタすることがありますが、オリーブオイルではそのような心配がありません。素材の表面に油がとどまるので、サラダ油よりもヘルシーな揚げ物が作れます。

また、オリーブオイルはサラダ油よりも水分を素早く飛ばし、熱を通すので、口当たりが軽く仕上がります。素材に火が通るのも早いので、余分な油を吸い込むこともなくなり、油が苦手な人でも食べやすい揚げ物が作れるでしょう。素材の中まで油がしみこまず、水気も含まないからっとした仕上がりで、天ぷらやフライなどの衣の食感もサクサクします。

摂取する油の量も減らせるのでヘルシーで、油が邪魔をしないので素材の風味がしっかりした揚げ物が作れるでしょう。

③ダイエット効果あるオレイン酸を摂取できる

オリーブオイルは、健康効果を高めるだけでなくダイエットにも役立ちます。中でも豊富に含まれるオレイン酸には、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの値を下げる働きがあります。更に、オレイン酸は血液中の余ったコレステロールを回収し肝臓に運ぶ役割の善玉コレステロール値は下げず、悪玉コレステロール値だけを下げ、脂肪蓄積の抑制にも効果的です。

また、オリーブオイルに含まれるα-トコフェロールの働きで血液中のコレステロールの酸化や、血管の壁にコレステロールが付着するのを防ぎ血液の流れを良くします。オレイン酸やα-トコフェロールの効能により、脂質異常症など生活習慣病の予防も期待できるでしょう。

その他、オレイン酸は腸で吸収されにくく便を柔らかくする効果や胃腸の蠕動運動を促す作用があり、便秘の改善にも役立ちます。腸内環境が整うと肝臓への負担が減り、体全体の代謝が上がり痩せやすい体になります。オリーブオイルの過剰摂取は肥満のもとですが、サラダ油をオリーブオイルに置き換えて揚げ物を作るのはダイエットに効果的と言えるでしょう。

(*オリーブオイルのダイエット効果やその他の効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

オリーブオイルダイエットは効果ある?やり方は?種類や量・タイミングのおすすめを解説!
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④臭い消しに使える

肉や魚など臭いが気になる食材の場合、オリーブの独特の香りが素材の臭みを消してくれます。魚介類のフリットなどにオリーブオイルを使用すると、臭みが消え美味しく味わえるでしょう。また前述した通り、油切れが良いので油の臭さを感じることも少なく、サラダ油よりもさっぱりとした香りが良い仕上がりになります。

オリーブオイルで揚げ物するコツは?

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