パプリカパウダーとは?味わいや使い方は?栄養素と効果・効能なども紹介!
パプリカパウダーとは何か知っていますか?今回は、パプリカパウダーの味や使い方のほか、活用レシピのおすすめなどを紹介します。そのほかにも、パプリカパウダーの栄養素の効果・効能や代用品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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パプリカパウダーとは?
スパイスは昔から世界の様々な国で使われてきましたが、スパイスの一種であるパプリカパウダーにはどのような特徴があるのでしょう。ここではパプリカパウダーがどのような香辛料かを説明します。
パプリカを粉末化した赤い香辛料
鮮やかな赤い色をしたパプリカパウダーの原材料は唐辛子の仲間であるパプリカを乾燥させ、粉末化したものです。パプリカパウダーは赤いパプリカのみで作られ、料理の仕上げに使われることも多く、発祥の地であるハンガリーでは料理に欠かせない香辛料として知られています。
パプリカパウダーの味わいや使い方は?
唐辛子の仲間であるパプリカを粉末にしたものがパプリカパウダーであることがわかりましたが、どのような味わいをしているのでしょうか。日本の料理では使用する機会が少ないパプリカパウダーの味わいや使い方を説明します。
パプリカパウダーの味わい
見た目が赤いので辛そうにも見えるパプリカパウダーですが、唐辛子の辛みの元であるカプサイシンは入っていないため辛みはほとんどありません。ピーマンやしし唐に似た味わいで、独特の香りがあります。またほのかな甘味の中に苦みが混ざっており、料理に赤い色を添えるだけでなく、隠し味としていれることで風味が出ます。
Twitterの口コミ
タコと胡瓜の簡単前菜
塩胡椒、にんにく、お酢ちょこり
オリーブオイルとパプリカパウダーで和えただけ😋
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パプリカパウダーの使い方・用途
パプリカパウダーは、発祥地であるハンガリーやスペインなどでは家庭料理に日常的に使われています。ハンガリー料理とスペイン料理では、以下のような料理に使われます。
【ハンガリー料理】
・グヤーシュ
・パプリカチキン
・プルクルト
【スペイン料理】
・たこのガリシア風
・パエリア
・えびのアヒージョ
ハンガリー料理に欠かせない存在のパプリカパウダーは、パプリカチキンやグヤーシュと呼ばれるスープ、煮込み料理のプルクルトにもたっぷりと使われています。スペインでもパエリアやアヒージョなど、魚介を使った料理にパプリカパウダーを良く使います。
パプリカパウダーは、スープやサラダ、ロールキャベツやポテトなどに振りかけるだけで色味が加えられて料理のアクセントになります。辛みのない香辛料なので子供でも食べることが出来、その風味を活かしてスープやカレーなどの隠し味として使われることも多いです。
パプリカパウダーの栄養素と効果・効能は?
パプリカパウダーには以下のような栄養素が含まれます。
・ビタミンB
・鉄
・マグネシウム
・カリウム
・βカロテン
パプリカパウダーには特にビタミンB群と鉄が多く含まれている事が特徴です。鉄分が含まれているので貧血気味の人はパプリカパウダーを料理に振りかけるだけでも栄養がとれます。なお、パプリカパウダーはパプリカの粉末になりますが、生のパプリカに含まれる栄養素であるビタミンCはパプリカパウダーにはほとんど含まれていません。
ここからは、パプリカパウダーの持つ健康への効果・効能を関係している栄養素にも触れながら紹介します。
①ダイエット効果
パプリカパウダーに多く含まれているビタミンBは、体内の様々な栄養素の代謝を促進するビタミンです。また鉄分にもたんぱく質の代謝を促進させる効能があり、これらの相乗効果でダイエット効果が高まります。ほかにも、基礎代謝を上げる効果を持つマグネシウムが入っていることも、ダイエット効果が期待できる理由の一つです。
②免疫を強くする
パプリカパウダーにはβカロテンが含まれていますが、βカロテンは体内でビタミンAに変換され、粘膜を丈夫にする働きをしています。粘膜が弱まると病原体が付着しやすくなり、風邪などにもかかりやすくなってしまいますが、パプリカパウダーの効果で粘膜の働きが強くなると免疫力も上がります。
風邪が流行しやすい時期などにはパプリカパウダーを取り入れてみると良いでしょう。