いぶりがっこの作り方は?家で燻製機なしで簡単に!キャンプ用の本格的な作り方も紹介!
【料理ブロガー監修】いぶりがっこの作り方を知っていますか?今回は、いぶりがっこを作る際に必要な物や〈自宅で簡単・キャンプ用に本格的〉別の作り方に加えて、燻製機は代用できるのかも紹介します。いぶりがっこの食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
自宅に燻製器がないことを理由に、いぶりがっこを自宅で作るのを諦めている人もいるかもしれません。しかし燻製器がなくても、いぶりがっこを作ることは可能です。ここでは、自宅で簡単にいぶりがっこを作る方法を紹介します。
材料・準備する物
・市販のたくあん
・適当な大きさの蓋つき鍋
・鍋にはまる網
・スモークウッドまたは燻製チップ
作り方・手順
ここではスモークウッドを使った、いぶりがっこの作り方を紹介します。
①たくあんの水分をキッチンペーパーなどでしっかり拭き取る
②屋外の風のあたる場所で1~2時間干す
③鍋にスモークウッドを入れる
④③に網をかぶせ、②のたくあんをのせる
⑤スモークウッドに火をつけ、蓋をする
⑥好みの時間だけ食材を燻す
網のサイズが鍋に合わない時には、折り曲げて使用してかまいません。またたくあんを外干しできない場合は、ラップをせずに3~4時間ほど冷蔵庫に入れると乾きます。燻製チップを使う場合は、スモークウッドの代わりにチップを鉄製の鍋や皿に乗せて、ガスや電熱器で燻します。
いずれも煙が出るので、自宅の中で作る場合は火災報知器が作動してしまわないよう注意しましょう。
どめさん
料理ブロガー
屋外の風のあたる場所で1~2時間干す場合、夏場は温度が高くなりすぎるので、冷蔵庫で作業するようにしてくださいね。また冬場であっても日陰で作業するようにしましょう。しっかりと乾燥させてから次の工程に進むようにすることで、おいしく仕上がります。
いぶりがっこのキャンプ用の本格的な作り方
キャンプであれば煙を気にせずにいぶりがっこが作れるので、伝統的な製法に似た方法を試してみるのもよいでしょう。ここでは、キャンプ用の本格的ないぶりがっこの作り方を紹介します。
材料・準備する物
・市販のたくあん
・ダンボール燻製機
・金網
・スモークウッド
・下駄となる平たい石やブロック
・アルミホイル
・キャンドル
・置き石
作り方・手順
キャンプ用の本格的ないぶりがっこの作り方は、以下の通りです。
①金網の上に切ったたくあんを並べる
②ダンボール燻製機に金網をセットし、上蓋を閉じる
③地面にアルミホイルを敷き、その上に下駄となる平たい石やブロックをセットする
④キャンドルに火をつけ、スモークウッドを置く
⑤④にダンボール燻製機をかぶせる
⑥ダンボール燻製機が飛ばないように置き石を置く
⑦スモークウッドが燃え尽きるまで1時間30分から2時間ほど置く
⑧燻し終わったら風にあて、スモークウッドの香りを飛ばす
美味しく仕上げるポイントは、たくあんの水分をしっかり拭きとってから燻製にすることです。水分が残ったままで燻製すると、食べた時に強い酸味が出てしまいます。またスモークウッドではなく、燻製チップで燻しても美味しく仕上がるのでおすすめです。
いぶりがっこのより美味しい食べ方・レシピ
いぶりがっこはそのまま食べても美味しいですが、実はいろいろな料理にアレンジできます。ここではいぶりがっこがより美味しく食べられる、おすすめのメニューを3つ紹介します。
①いぶりがっこチーズ
居酒屋などでも見かけることの多いお酒のおつまみにピッタリのレシピで、いぶりがっこにクリームチーズをのせるだけと簡単です。このレシピではオリーブオイルと黒コショウをかけることで、豊かな風味を引き出しています。