いぶりがっこの作り方は?家で燻製機なしで簡単に!キャンプ用の本格的な作り方も紹介!
【料理ブロガー監修】いぶりがっこの作り方を知っていますか?今回は、いぶりがっこを作る際に必要な物や〈自宅で簡単・キャンプ用に本格的〉別の作り方に加えて、燻製機は代用できるのかも紹介します。いぶりがっこの食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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家で簡単にいぶりがっこを作りたい!
いぶりがっこは秋田地方に伝わる、独特の風味があり人気が高い漬物です。いぶりがっこの原料は大根ですが、どのように作っているのかを知らない人も多いことでしょう。ここではまず、いぶりがっこの製法を紹介します。
いぶりがっこの製法とは?
秋田に伝わるいぶりがっこの作り方は、大根を厳選するところから始まります。選んだ大根を縄編みしたものを燻製工場で吊るし、楢の原木の煙によって四昼夜燻します。燻した大根をさらに米ぬかに漬け込み、それを洗ってから切り、ガス抜きをして初めて食卓に上るのです。
秋田の一般家庭でこうした作り方が伝承されてきたのは自宅に囲炉裏があり、その上に吊るせば煙で燻すことができたからとされています。
(*いぶりがっこについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
いぶりがっこを作る時に準備する物は?燻製機なしでOK?
秋田の伝統的な製法を守らなくても、家庭でいぶりがっこを作ることはできます。しかし、そのために用意しなければならないものもあるのは事実です。ここではいぶりがっこを作る時に準備する物は何か、燻製機なしでも作れるのかについて説明します。
食材は市販の「たくあん」でOK
家庭でいぶりがっこを作る際には、市販されているたくあんを材料にできます。もちろん自分で大根を漬けても、美味しいいぶりがっこを作ることは可能です。美味しいいぶりがっこに仕上げる際には、調理の際にコツがありますが、その詳細については後述します。
(*たくあんについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
燻製機は鍋で代用できる
いぶりがっこは燻製機がなくても、鍋で代用することができるので問題ありません。必要なものは、以下の通りです。
・蓋つきの鍋
・鍋に入る網
・スモークウッドまたは燻製チップ
蓋つきの鍋と網があれば、燻製機がなくてもいぶりがっこは作れますが、燻製チップを使う場合にはスティックシュガーやアルミホイルを用意する必要があるので注意は必要です。自宅で簡単に鍋を活用していぶりがっこを作る方法は後述します。
燻製機をダンボールで自作してもOK
いぶりがっこは、燻製機をダンボールで自作して作ることもできます。ダンボールで燻製機を自作する際に必要な材料と手順は、以下の通りです。
【材料】
・ダンボール箱(30cm×30cm×30cm)
・割りばし
・ガムテープ
・金網(25cm×30cm程度)
【作り方】
①ダンボールの上から5cmのところに印をつける
②印をつけた部分に穴を開けて、割りばしを通す
③割りばしの片側にだけガムテープを貼る
④割りばしの上に金網をセットする
金網を2段にしたい時には、ダンボールの上から10cmのところに穴をあけて割りばしを通します。割りばしの皮側にだけガムテープを貼るのは、動かした時に抜けにくくするための工夫ですが、必要なければ工程を省いてください。