ジャスミンライスの炊き方4選!鍋・炊飯器などで美味しく仕上げる方法を紹介!
ジャスミンライス(タイ香り米)の炊き方を知っていますか?炊飯器でも炊けるのでしょうか?今回は、<炊飯器・圧力鍋・フライパン・鍋・湯取り法>など別にジャスミンライスの炊き方と仕上がりの違いを紹介します。ジャスミンライスの活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ジャスミンライスとは?
エスニック料理などで見かけるジャスミンライスですが、日本のお米とはどう違うのでしょうか。ここでは、普通のタイ米との違い、ジャスミンライスの特徴について説明します。
ジャスミンライスは最高級のタイ米(インディカ米)
お米は大きく分けると、日本で主に食べられるジャポニカ米と、インディカ米に分けられます。タイ米とはインディカ米の通称で、世界の米生産量の80%以上を占めており、世界ではタイ米のほうが圧倒的に多く食べられています。タイ米は、ジャポニカ米に比べると粘りや瑞々しさが少なく、ピラフや炊き込みご飯のように味をつけて食べられるのが一般的です。
ジャスミンライスはタイ米の一種で、タイ米の中でも最高級品の香り米ですが、甘みのある香りと味が特徴です。ジャスミンライスという名前は、花の香りがするのではなくモミの色がジャスミンの花のように白いことに由来します。他のタイ米と比べると多少粘りもあり、多くの料理との相性が良いため、世界中の高級料理店でジャスミンライスが扱われています。
ジャスミンライスは研がない方が良い
タイ米は炊いたときの独特の香りが特徴ですが、とくにジャスミンライスの香りは、ポップコーンのような香ばしさと甘さのある香りで世界中で人気があります。ジャスミンライスの香りは研ぐと飛んでしまうため、水ですすぐ程度にしておきましょう。
また、ジャスミンライスは収穫してから数か月ほどで香りが失われてしまうため、毎年新たに収穫されたお米が好まれるのも、ジャスミン米が高級品といわれる理由です。
(*タイ米について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ジャスミンライスの炊き方は?
海外では、高級料理店で見かけることの多いジャスミンライスですが、他のタイ米同様、日本でも輸入食品の店などで手に入ります。ここでは、ジャスミンライスの美味しい炊き方を紹介します。
①炊飯器での炊き方
炊飯器でのジャスミンライスの炊き方は以下の通りです。
1.ジャスミンライスと同量の水を炊飯釜に入れる
2.通常モードで炊く
ジャスミンライスに限らずタイ米を炊飯器で炊くときは、日本のお米を炊くときに比べ水は少し少なめに入れます。粘り気や瑞々しさの少ない仕上がりになるので、ピラフなどの料理に使うのが良いでしょう。また、香りが失われる原因になるので、浸水はせずにお米を軽くすすいだらすぐに炊飯しましょう。
②鍋・フライパンでの炊き方
ここでは、「湯取り法」というタイ米独特の炊き方を紹介します。
1.鍋または深めのフライパンにたっぷりのお湯をわかす
2.タイ米を入れ、ときどき混ぜながら10分茹でる
3.湯切りし、お米を鍋にもどす
4.ごく弱火で5分蒸らす
日本ではあまり浸透していませんが、海外の高級料理店などで行われるタイ米の炊き方です。タイ米をパスタのようにたっぷりのお湯でゆでるため、水分がしっかりといきわたりしっとりと仕上がります。茹で時間が長すぎると香りが逃げてしまうので注意してください。
蒸らす際は焦げないよう火加減や時間に注意してください。タイ米は日本のお米より水分が少なく、焦げやすいため、心配な時は熱が逃げにくい素材の鍋を使い、余熱で蒸らしても良いでしょう。
③圧力鍋での炊き方
圧力鍋でのジャスミンライスの炊き方は以下の通りです。
1.洗米したジャスミンライスと同量の水を圧力鍋に入れる
2.圧力がかかるまで強火にかける
3.弱火で5分加圧する
4.火を止め、圧が下がるまで蒸らす
炊き方は日本のお米同様ですが、他の炊き方と比べ火にかける時間が短いため、ジャスミンライスの香りを強く感じやすいのが特徴です。タイ米は水分が少なく焦げやすいため、水の量や火加減に注意しましょう。また、少量のサラダ油やオリーブオイルを入れるとお米がほぐれやすくなります。