余った焼酎は料理酒として使える？代用品での使い方と活用レシピを紹介！

芋焼酎や麦焼酎は独特な香りや味わいがあり、クセが特に強く調味料として使うことは難しいためあまり向いていません。焼酎を調味料として使う場合は、芋や麦と比べるとクセが少なくすっきりとした味わいである米焼酎を使うことで手軽に料理酒の代用が出来るでしょう。

料理酒と同じ量の焼酎を調味料として使ってしまうと、焼酎の香りや味が強すぎるため料理の仕上がりが悪くなることがあります。焼酎を料理酒として使う際は、いつもの料理酒よりも分量を少なくし、焼酎の香りや風味が残りすぎないように工夫しましょう。

焼酎は煮込み料理に使うのもおすすめの使い方です。焼酎と一緒に具材を煮込むことで肉や魚の臭みが取れるほか、ほろほろになるほど柔らかく仕上げることもできます。鹿児島の郷土料理には「豚骨」という骨付き豚肉の煮込み料理がありますが、この料理には焼酎が使われるケースが多いです。

焼酎のクセを少なくするために、出汁やみりんなどの調味料を多く入れることもポイントです。料理の味が濃くなるのを防ぐためにこまめに味見をして調整する必要はありますが、焼酎の風味やコクがプラスされた料理はいつもと一味違う味わいとなるでしょう。

ここからは焼酎を実際に調味料として使った、おすすめの料理のレシピを5つ紹介します。焼酎を飲み切れずに余った時などに参考にして作ってみて下さい。

豚バラのブロック肉を圧力鍋で煮込んだ角煮です。焼酎を使うことで豚肉がとても柔らかくなり、臭みも気にならなくなるでしょう。普通の鍋でも時間をかけて煮込めば作ることができますが、圧力鍋を使うことで短い時間で完成します。

きゅうりを焼酎、砂糖、塩、唐辛子で作った調味液に漬け込むだけの、手軽なおつまみのレシピです。焼酎の風味がきゅうりにしっかりと漬かって、ご飯もお酒も進むでしょう。きゅうりがしわしわになれば食べ頃です。