「足がはやい」が「腐りやすい」を意味する理由・語源は?食べ物の例も紹介!
「足がはやい」になぜ「腐りやすい」という意味があるか知っていますか?今回は、慣用句「足がはやい」の食べ物に使う場合の意味・語源とそれ以外での意味を紹介します。〈魚・野菜〉で足がはやい食材の例も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
②もやしなどの野菜
同じ野菜でも鮮度の落ちやすさには差があり、次のような野菜は足がはやいので注意が必要です。
・もやし
・きゅうり
もやしは足がはやいことで有名ですが、それは水分量が多いことや成長段階の途中であることが理由です。また日光に当たらない場所で育つため、細菌に対する抵抗力が弱いという理由もあります。
きゅうりも水分量がとても多い劣化の早い野菜ですが、空気に触れることでその速度をさらに早めてしまします。白く濁った液体が出たり、断面が黄色く変色したりしている場合は食べることができないので注意しましょう。
③バナナなどの果物
足がはやい果物には次のような種類があります。
・バナナ
・みかん
・いちご
バナナは果物の中でも糖質が高いので、傷みやすく足がはやいと言えます。とてもデリケートな果物で、テーブルに置いておくだけで自らの重みで接触している部分が黒くなってしまうほどです。
水分量の多いみかんも足がはやい果物で、皮に傷がつくとその部分から腐敗が始まってしまいます。またカビも生えやすく、他のみかんにも伝染してしまうので注意が必要です。ほか、いちごも常温では3日程度しかもたない足のはやい果物です。
「足がはやい」には3つ意味があった
「足がはやい」という表現は走るスピードが速いこと、商品の売れ行きが早いこと、食品が腐りやすいことを意味することがわかりました。「足がはやい」の意味をしっかりと理解して、正確に使い分けられるようにしておきましょう。