干しりんごの作り方は?室内でも作れる?食べ方・アレンジレシピのおすすめも紹介!
【料理ブロガー監修】干しりんごは家でも作れると知っていますか?どのような方法で作るのでしょうか。今回は、<室内・室外>別の干しりんごの作り方に加え、食べ方のおすすめも紹介します。干しりんごのアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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干しりんご(乾燥りんご・ドライアップル)は家で作れるの?
干しりんごとはりんごを乾燥させて作るもので、乾燥りんごやドライアップルと呼ばれることもあります。干しりんごはスーパーで販売されているのを見かけますが、家庭で作ることはできるのでしょうか。
干しりんごにするメリット
干しりんごは家庭で作ることができ、干しりんごを自作すると以下のようなメリットがあります。
・無添加の干しりんごが作れる
・りんごを大量消費できる
・しなびたりんごも美味しくなる
・長期保存できる
・腹持ちが良い
・生のりんごよりも栄養価が高くなる
市販の干しりんごは着色料や甘味料、保存料などの添加物が使われていることがありますが、自作すれば無添加の干しりんごが作れます。りんごを大量に入手して食べきれない場合も、りんごを干しりんごにすれば長く保存することが可能です。また、干しりんごにするとしなびたりんごも甘みが凝縮して美味しくなります。
干しりんごは適度な硬さがありよく噛んで食べると満腹感が得られるため、ダイエット効果も期待できるでしょう。さらに、りんごを乾燥させると栄養価が3倍から10倍ほど増加するので、干しりんごを食べればりんごの栄養素を効率よく摂取できます。
Runa
料理ブロガー
カリウム、食物繊維、ビタミンCなどの栄養素が乾燥させることで栄養価がアップします。 ビタミンCは生の50倍ほどになりますよ! 一般的にフルーツを乾燥させるとビタミンCは減りますが、りんごの場合は逆に増えるんです!
自家製干しりんごの天日干しでの作り方は?
家庭で干しりんごを天日干しにして作る場合は、どのような方法で作るのでしょうか。自家製干しりんごを天日干しで作る際の材料や、作り方および作るうえでのポイントについて解説します。
材料
・りんご:適量
作り方・手順
干しりんごを天日干しで作る場合は、以下のような手順で行います。
【やり方】
1.りんごの皮を良く洗い、7mmから10mm程度の厚さに輪切りにする
2.クッキー型やペットボトルのキャップなどを使って芯を取り除く
3.ネットやザル、キッチンペーパーなどの上にりんごを密着しないように並べる
4.風が良く通る乾燥した場所で太陽光に当て、時々裏返しながら数日干して完成
干しりんごは上記の作り方だけでなく、りんごを砂糖で煮詰めたものを干して作るレシピもあります。りんごは皮付きのまま使うため、なるべく無農薬栽培のりんごを使い皮をよく洗ってから調理してください。キッチンペーパーの上でりんごを干す場合は、キッチンペーパーがりんごの水分を吸ったら新しいものに交換しましょう。
日中にりんごを干す場合は9時から16時ころを目安とし、日が落ちたら屋内に移して翌日の朝に再度屋外に出して干してください。干しりんごが完成するまでにかかる時間はおよそ3日から1週間程度で、天気や季節、りんごの厚みによって異なります。時々干したりんごを味見をして、好みの乾燥具合になるまで干してください。
自家製干しりんごは室内でも作れる?
干しりんごを天日干しで作るには冬の乾燥した季節が適していますが、梅雨時など湿気が多い季節の場合、屋内で干しりんごを作ることはできるのでしょうか。干しりんごを屋内で作る方法を紹介します。
①オーブンで乾燥させる方法
干しりんごをオーブンで作る場合の手順は、以下の通りです。
【やり方】
1.りんごの皮を良く洗い、スライスして芯を取り除き水気を拭きとる
2.クッキングシートを敷いた天板にりんごを並べる
3.オーブンの予熱をせずに100度で1時間焼いて取り出す
4.りんごを裏返し、再度30分加熱する
5.りんごの水分が抜けていたら、りんごを天板に乗せたまま冷まして完成
天板にりんごを乗せる際には、全てのりんごが乾燥するようにりんご同士が密着しないようにして並べましょう。りんごが乾燥しない場合は追加で10分加熱するか、オーブンの温度を120度ほどに上げて様子を見ながら加熱してください。オーブンの設定温度が高いと、りんごが焦げることがあります。