メープルシロップにはグレードがある?品質の基準や種類別の違いを紹介!

メープルシロップにグレード・等級があるを知っていますか?今回は、<アンバー・ダーク・ゴールデン>などメープルシロップのグレードの種類やその審査基準を紹介します。2016年以前のグレードも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. メープルシロップにはグレード・等級がある?
  2. メープルシロップはグレードAとカナダ加工グレードに分けられる
  3. メープルシロップのグレード審査基準は?
  4. メープルシロップグレードAの中にも種類がある?違いは?
  5. ①ゴールデン(デリケートテイスト)
  6. ②アンバー(リッチテイスト)
  7. ③ダーク(ロバストテイスト)
  8. ④ベリーダーク(ストロングテイスト)
  9. メープルシロップの従来のグレード・分類は?
  10. ①5つの色の分類
  11. ②3つのグレードの分類
  12. グレードBも存在した
  13. メープルシロップはグレードを知っておこう!
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③ダーク(ロバストテイスト)

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ダークはアンバーの後に採取されるメープルウォーターから作られるメープルシロップで、アンバーよりもさらに色が濃く、メープルシロップらしい芳醇な風味を持つのが特徴です。光の透過率は49.9~25%となっており、肉や魚を使った料理のソースとして使うとコクや深みを生みます。ゴールデンやアンバーのように料理にそのままかけて食べるのもおすすめです。

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④ベリーダーク(ストロングテイスト)

出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61U0PwYq8OL._AC_SY879_.jpg

ベリーダークは一番最後の時期に採取されるメープルウォーターから作られるメープルシロップで、最も色が濃いため光の透過率は24.9~0%となっており、最も風味が強いのが特徴です。そのため、そのままパンケーキなどにかけて食べるにはクセが強くて不向きで、肉料理や魚料理の調味料として使うと風味を生かすことができるでしょう。

キラキラ

ダークのメープルは珍しいので買ってみました。
ホットケーキにはライトやエキストラライトでは少々物足りない方には
これはいいですよガツンとした重さが黒糖のような香りまでいきます。

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メープルシロップの従来のグレード・分類は?

現在のメープルシロップのグレードの基準は2016年から適応されていますが、それ以前はどのような基準で分類されていたのでしょうか。ここでは従来使われていた色の分類やグレードでの分類について解説します。

①5つの色の分類

従来、カナダ産のメープルシロップは樹液の採取時期による色や透明度の違いで5つに分類されていました。5つの分類は以下の通りです。

・エキストラライト
・ライト
・ミディアム
・アンバー
・ダーク


エキストラライトが一番最初に採取されるメープルウォーターを煮詰めて作ったもので、ライト・ミディアム・アンバー・ダークの順番で採取時期が進んでいきます。

エキストラライト・ライト・ミディアムまではメープルシロップの風味もそれほど強くなく、パンケーキなどにそのままかけて食べることもできます。一方、アンバー・ダークはクセが強く出るため料理の風味漬けとして使うのがおすすめです。

②3つのグレードの分類

先に説明した5つの分類は、味や香りなどの風味によって、さらに3つのカテゴリーに分類されます。3つのカテゴリーは以下の通りです。

・カナダNo.1:エキストラライト、ライト、ミディアム
・カナダNo.2:アンバー
・カナダNo.3:ダーク


カナダNo.1・カナダNo.2・カナダNo.3の順番に色が濃く、メープルシロップ特有の風味も強くなっていきます。これらのカテゴリーに属するメープルシロップは、いずれも製造の工程で厳しい基準をクリアしたものばかりで、消費者が安心して購入できる目安になっています。

グレードBも存在した

世界で採取されるメープルシロップはほとんどがカナダ産ですが、一部アメリカ産のメープルシロップも存在し、カナダ産と同じように色・味・風味・透明度で分類されていました。このうち、メープルシロップ特有の色や風味が最も濃く出ているものがグレードBに分類されていたそうです。

このように、従来の基準ではメープルシロップの産地によって基準が分かれるため、消費者にとって分かりづらいものになっていました。そのため、カナダとアメリカでの基準を統一して分類方法を明確にし、好みや用途に応じて選びやすくするために考えられたのが現在のグレードです。

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