金アジとは?クロアジとの違い・見分け方は?旬の時期や食べ方のおすすめなど紹介!
金アジはどんな魚か知っていますか?今回は、金アジの〈見た目・味わい・旬の時期・値段〉など特徴や、クロアジとの違い・見分け方も紹介します。金アジの〈刺身・フライ〉など食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
金アジ(キアジ)とは?どんな魚?
身近な大衆魚として知られるアジにはいろいろな種類がありますが、絶品の味わいで知られる金アジとはどんな魚なのでしょうか。金アジの読み方はキアジで、味が良いと釣り人からも人気があります。ここからは金アジの特徴や、活用レシピなどを紹介します。
金アジの見た目・生態など特徴
金アジは別名黄アジとも呼ばれている真アジの一種です。見た目が黄金色に輝くように見えることが名前の由来で、一般的なアジよりも少し大きくおよそ20~30cmほどに育ちます。背中の部分が黄金色に輝いて見えますが、ヒレの部分は透きとおっていて、丸々と肥えているところも特徴です。
真アジには大きく分けて2種類のタイプがあり、広い海を回遊するものもいますが、金アジはあまり広い範囲を回遊せずに過ごすタイプです。そのため、一般的な真アジよりも良く脂がのっていて味わいが良くなります。
金アジの旬の時期
アジは年間を通してスーパーなどで見かける旬がわかりにくい魚ですが、金アジの旬は初夏から夏頃と言われています。これは、秋に行われる産卵に向けて脂肪を良くためる時期にあたるからです。アジ漁が盛んな地域では初夏のアジ漁は風物詩のひとつとされ、9月ごろまでが最もよく脂が乗った美味しい金アジが味わえます。
金アジの味わい・脂のノリ
金アジの味わいの特徴は脂のノリやうまみの強さで、どんな調理法でも上質な脂によって生み出される濃厚な味わいが引き立ちます。新鮮な金アジの食感はぷりぷりとしていて歯ごたえもよく、刺身で味わうと脂のうまみが口の中に広がるでしょう。
Twitterの口コミ
東京湾の金アジは本当に脂のってて、天ぷらだと甘くて、刺身だとプリプリでめちゃくちゃ美味しいんだよ!!!
そして船に乗れば半日でこれくらい釣れるの!!!
また行きたいなぁ(*´﹃`*)💕
#鉄腕DASH
Twitterの口コミ
東京湾走水沖で釣ってきた金アジのおすそ分けがあって嬉しい(^_^)他のアジとは違い、脂がのってて最高においしいです😊 お刺身となめろうでごはんが進む、食欲の秋🍚
金アジの値段・価格
金アジは釣りのターゲットとしても人気がありますが、市場では普通のアジよりも高値で取引されています。浜の卸価格でも1kgあたり2500円と高値で取引されることもあり、これは高級魚で知られるアカムツと同じくらいの価格相場です。通販でも取り扱いが少ないので、金アジに興味がある人は自分で釣ってみるのもよいでしょう。
金アジとクロアジの違い・見分け方は?
金アジは真アジの一種ですが、同じ真アジには金アジのほかにクロアジがあります。ここでは、混同されやすい金アジとクロアジの違いについて紹介します。
①サイズ
金アジは丸々と肥えていて体高が高い魚ですが、クロアジはやや細長くすっきりした見た目が特徴です。金アジの体長が20~30cmであるのに対してクロアジはおよそ40~50cmあります。クロアジの体表には金アジのような黄金色も見られず、やや黒っぽい色をしていて、ヒレも透きとおらず黒々しています。
②脂のノリ
金アジは、その脂のノリの良さが味わいの特徴でしたが、クロアジは脂が少なく身が引き締まっています。脂のノリが良い金アジの方が美味しいと好まれますが、ブランドアジで知られる関アジはクロアジの一種です。