ホワイトソースのダマの直し方は?失敗する原因やダマにならない作り方も紹介!
ホワイトソースがダマになってしまうことはありませんか?今回は、ホワイトソースがダマになる原因と、ダマをなくしてとろとろにする方法を紹介します。ダマにならないホワイトソースの作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
粉感はあるが食べても問題ない
ダマになってしまったホワイトソースは、粉感はあるものの食べても基本的に体に影響はありません。しかし、ダマになっているということは小麦粉が十分に溶けきっておらず、生の小麦粉が残っている可能性が高い証拠でもあります。生の小麦粉は人間の体では消化できずにお腹を壊してしまう恐れがあるので注意が必要です。
なお、ダマになっているホワイトソースは舌触りに違和感が残り、口に入れた際に粉っぽさが感じられます。見た目も悪くなり、とろみのついたソースに仕上がりません。料理の舌触りや見た目が気になる人や、元々お腹が弱い人や調子が悪い人は食べるのを避けた方がよいでしょう。
【次回用】ホワイトソースがダマにならない作り方
ホワイトソースは、コツさえ理解しておけばダマにせずに作ることができます。次回ホワイトソースを作るときのために、ダマにならない作り方を知っておきましょう。
材料
・バター 50g
・小麦粉 50g
・牛乳 500cc
・塩 2g
ダマにならない作り方とポイント
ホワイトソースがダマにならない作り方は以下の通りです。
①鍋ににバターを入れて溶かす
➁鍋にふるった小麦粉を入れる
③中火で火を入れていく
④途中で弱火にして30秒程加熱する
⑤牛乳を50cc加えて中火で混ぜていくのを繰り返す
ダマにならないホワイトソースを作るポイントは、牛乳を一気に入れすぎないことです。牛乳を入れる際は少しずつ加えていくことで小麦粉がバターと溶け合いやすくなり、ダマになるのを防ぎます。木べらなどを使って鍋の底からしっかりかき混ぜていくことで、とろとろのホワイトソースが完成します。
(*ホワイトソースの人気レシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ホワイトソースがダマになる以外で注意すべき失敗は?
ホワイトソースを作る際、ダマになってしまうこと以外にも多い失敗がいくつかあります。ここでは、ダマになってしまう以外の注意すべき失敗を2点紹介します。
①固まらない・水っぽい
ホワイトソース作りに多い失敗としてよく挙げられるのは、ホワイトソースが固まらなかったり水っぽくなってしまったりすることです。
ホワイトソースが固まらない原因は材料の分量にあり、牛乳が多い場合や、バターと小麦粉の量が少ない場合にソースがゆるくなってしまうことがあります。そういった場合にソースにとろみをつけて固くするには、弱火で煮込んで水分を飛ばすと効果的なほか、同量のバターと小麦粉を少しずつ加えていく方法もおすすめです。
②焦げてしまう
ソースが焦げてしまうのも、ホワイトソース作りの際によく起こしてしまう失敗の例です。ホワイトソースは焦げやすく、中火で火にかけているうちに気付くと焦げていることがあるので注意しましょう。ホワイトソースを焦がさない方法は、急いで溶かそうとせず弱火でじっくりと火にかけることです。
また、バターが溶け切らないうちに小麦粉を入れるのも成功のポイントです。バターが完全に溶けた後に小麦粉を入れると焦げができやすいので、一度試してみてください。
ホワイトソースがダマにならないように気をつけよう
ホワイトソースはダマになりやすく、作るのが難しい印象を持つ人が多いのが実情です。しかしコツさえ知れば簡単にホワイトソース作りを成功させることができます。仮にダマになっても裏ごしなどをすれば、ホワイトソースをとろとろに戻すことも可能です。今回紹介した作り方を参考に、自宅で美味しいホワイトソースを作ってみてください。