マッシュルームの石づきはどこまで?食べれる?取り方や活用レシピも紹介!
マッシュルームの石づきはどこまでで、食べられるかを知っていますか?今回は、マッシュルームの石づきの見分け方や、切り方・取り方を動画で紹介します。石づきを食べてしまった場合や石づきの活用方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)マッシュルームの石づきはどこまで?
きのこの一種であるマッシュルームを調理する前には、軸から石づきを取り除く下処理が必要です。この際にどこまで切ったらよいか迷うことがありますが、マッシュルームの石づきはどこまでなのでしょうか。マッシュルームの石づきの場所について解説します。
マッシュルームの軸の先端の硬い・黒い部分が石づき
きのこの石づきは地面や木に付いている根本の部分のことを指し、マッシュルームの場合は軸の先端に付いた硬く黒い色をした部分が石づきに当たります。マッシュルームなどのきのこの石づきは硬くて食べにくいうえに土や泥が付着していることがあるため、一般的には取り除いてから調理します。
マッシュルームの石づきの周辺についている黒い部分は泥やカビに見えますが、これはマッシュルームの栽培に使われるピートモスと呼ばれる土です。ピートモスはスゲやミズゴケなどのコケ植物が重なってできた泥炭を粉砕し乾燥させて作る黒い土のことで、園芸や農業などの土壌改良のためにも使われています。
(*マッシュルームの黒い部分について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
市販のマッシュルームは石づきがない場合がほとんど
スーパーなどで販売されているマッシュルームには、深めのトレイにパック詰めされた石づきがついたままのもののほか、平らなトレイに入っている石づきのないものの2種類があります。石づきがカットされたマッシュルームの軸の長さは、およそ1cm程度です。
スーパーなどで売られているマッシュルームは栽培品種であるため、既に石づきが取り除かれていることが多いです。石づきがないマッシュルームは下処理をしなくても食べられますが、軸の先が黒ずんでいる場合はその部分を薄く切っておくと良いでしょう。
マッシュルームの石づきの切り方・取り方は?
マッシュルームの石づきを取る際には、以下のような手順で行います。
【やり方】
1.マッシュルームの表面を濡らしたキッチンペーパーなどで拭き取る
2.軸の先端から約1cmの部分に包丁を当てて切る
マッシュルームは他のきのこと同様に水洗いすると風味や香りが落ちるうえに食感も悪くなるため、表面の汚れが気になる場合は濡らしたキッチンペーパーなどで拭き取ってください。汚れが少ないものは手で軽く土を払い落とし、汚れがひどいものは流水に当てて短時間で洗い流すと良いでしょう。
マッシュルームの石づきを切る長さは1cm程度で十分ですが、軸を長めに残したい場合は先端部分のみを切り落としても良いです。石づきを切り落としたマッシュルームは、半分に切ったり薄切りにしたりして食べやすい大きさに切ってから調理に使ってください。
(*マッシュルームの切り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
マッシュルームの石づきは食べられる?
マッシュルームの石づきは食べずに捨ててしまうことがほとんどですが、食べることはできるのでしょうか。マッシュルームの石づきが食べられるかどうかについて解説します。
マッシュルームの石づきを食べても特に害はない
マッシュルームの石づきは硬くおいしくないので通常は食べずに残しますが、口にしても体に害はありません。マッシュルームの石づきは旨みと甘みがあり、生でサラダとして食べるほか加熱調理をしても美味しいと言われています。マッシュルームの石づきを食べる場合は、あらかじめ先端についた黒い部分やピートモス、おがくずなどを取り除いておきましょう。
マッシュルームの石づきにカビに見える白い綿のようなものがついていることがありますが、これは気中菌糸と呼ばれるもので、食べても害はないです。気中菌糸とはきのこの構成成分である菌糸のことで、きのこ類を長期間保存したり気温の変化の影響を受けたりするときのこの表面に白い綿状の菌糸が繁殖します。
ちなみにマッシュルームはひだが黒色に変色することがありますが、これはマッシュルームが完熟した際に現れるものなので、このようなマッシュルームも安全に食べることができます。