コピ・ルアクとは?超希少なコーヒー?味わい・香りや値段など特徴を紹介!
コピ・ルアクという猫の糞から作ったコーヒー豆を知っていますか?汚くないのでしょうか?今回は、コピ・ルアクの〈味わい・香り・起源・値段〉など特徴や、コーヒーの淹れ方・飲み方のおすすめも紹介します。コピ・ルアクの偽物と本物の見分け方や通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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コピ・ルアク(コピルアック)とは?起源は?
世界中で嗜好飲料として人気の香り高いコーヒーは、南回帰線と北回帰線のちょうど間に位置するコーヒーベルトと呼ばれる範囲にある約70の国で栽培されています。今回はコーヒーベルト内にあるインドネシアの希少なコピ・ルアクについて、その特殊な製法を解説します。
コピ・ルアクは猫の糞から作るコーヒー豆
コピ・ルアクはインドネシアの希少なコーヒーの一つで、ジャコウネコという猫の糞から取り出す奇妙な製法が特徴です。インドネシア語でコピはコーヒー、ルアクはジャコウネコという意味です。
インドネシアはたくさんの小さな島が点在する国で、ジャワ島・バリ島・スマトラ島・スラウェシ島でコピ・ルアクを生産しています。コピ・ルアクの起源はインドネシアと言われており、日本ではコピ・ルアクの他にルアックコーヒーとも呼ばれています。
コピ・ルアクはかもめ食堂という日本の映画にも登場するコーヒーです。主人公がコーヒーの粉に美味しくなるおまじないとしてコピ・ルアクと唱えるシーンがあり、この映画を通してコピ・ルアクの存在が知れわたるようになりました。
コピ・ルアクは汚い?衛生面は大丈夫?
コピ・ルアクはジャコウネコの糞の中から未消化のコーヒー豆を採取して生産されているので、どこか汚い印象もあり、衛生面が心配になるかもしれません。実際に糞自体はそのままでは汚いものの、回収したコーヒー豆はしっかりと洗浄して焙煎されるため衛生面の心配はいらないようです。
コピ・ルアクは、当初は普通のコーヒーと同じように人が木から採取していました。ところが、現地に生息するジャコウネコが収穫前の甘くて美味しいコーヒーチェリーという実ばかり横取りして食べてしまったそうです。そこで生産者は仕方なく汚い糞の中からコーヒー豆を拾って焙煎したという話があります。
コピ・ルアクの味わい・香りの特徴は?
味・香り共に定評があり世界中に愛飲者が多いことで知られているコーヒーと言えば、ブルーマウンテンやキリマンジャロコーヒーです。しかし、希少性のあるコピ・ルアクにはそれらとはまた違った特徴的な味わいと香りがあるので紹介します。
コピ・ルアクの味わい
コピ・ルアクはとてもスッキリした味でコーヒー特有の苦みや酸味が強くなく、ややフルーティーで飲みやすいのが特徴です。味に鋭さがなく、とてもまろやかな味わいで万人に飲みやすいコーヒーとも言えるでしょう。
ジャコウネコの体内に入ったコーヒー豆は消化の際に様々な消化酵素の影響を受け、更には腸内発酵を通過して排泄されるため酵素や細菌の影響で独特の味わいが付加されます。また、これらの影響によりコピ・ルアクのカフェイン量は通常のコーヒーの半量ほどに抑えられています。
Twitterの口コミ
コンビニのコーヒーって普通にうまいんすよ、コーヒーの味がするし。普通にうまいんすよ。でもね、コピルアックは本当においしいものでした。もう他のコーヒーなんて飲めないよなんてことはないけれど、あれは絶品でした。
Twitterの口コミ
初めてのんだ、コピルアック。
めちゃめちゃおいしい。
コピ・ルアクの香り
インドネシア原産の希少なコピ・ルアクには、複雑で独特な良い香りがあると言われています。それはジャコウネコがコーヒーチェリーを食べて排泄した糞から未消化のコーヒー豆を採取する、独特な製法に理由があるようです。
コーヒーの有名な銘柄であるキリマンジャロは柑橘系のフルーツのような香りと酸味があり、ブルーマウンテンは芳醇な香りと苦み・酸味のバランスが良いという特徴があります。コピ・ルアクはそれらとは違った独特の香りを持つコーヒーです。
Twitterの口コミ
インドネシアのお土産に頂いた珈琲。
コピルアック( *`ω´)
ジャコウネコのふんふんコーヒーw
インドネシア特有のほうじ茶やハーブのような香りに鼻から抜けるほのかな甘さはまるで…フンフン( *`ω´)w
Twitterの口コミ
美味しいコーヒーがどうしても飲みたい!
という衝動に駆られ、飛び込んだ自家焙煎のお店で、初めて出会った!
コピルアック!
味が、まあるい。
意外なほどクセはなく、スッと飲めるのに、その後に鼻にぬける香りが…!
…ヤバイ…。