いちごが腐るとどうなる？見分け方は？日持ちする保存方法も紹介！

腐ったいちごの状態は様々ですが、腐るとブヨブヨとした柔らかい感触に変わり、白く変色するのも特徴です。このような状態になったものは食べられないので廃棄しましょう。なお、いちご同士が運ぶ際に接触した場合にも薄いピンク色になり、柔らかくなることがあります。この場合は食べられますが、放っておくと腐る原因になるので早めに食べましょう。

いちごはデリケートで腐るとすぐに見た目に変化が起こりますが、味や匂いも同様に大きく変化します。腐ったいちごを見た目以外で見分けるために、いちごに起こる味や匂いの変化も知っておきましょう。

いちごを食べたときに、舌がピリピリとする感覚を経験したことのある人も多いでしょう。熟したいちごはカビから自身の実を守るために、二酸化炭素を増やして甘みを感じにくくさせます。ピリピリとするいちごは食べごろではなく、そろそろ腐る合図なのですぐに食べるかジャムなどにするのがオススメです。

ピリピリとした感覚になるいちごをそのまま置いておくと、カビが繁殖して徐々にカビ臭さが出てきます。カビ臭さと土臭さが混ざったような臭いなので、その臭いを感じた場合には廃棄しましょう。

腐った状態のいちごは、状況によっては見た目や臭いに変化が起こらない場合があります。万が一、腐ったいちごを食べてしまった場合、どのような影響がでるのでしょうか。

いちごから生えるカビは、基本的に毒性が低いため食中毒などで人体に影響を及ぼす可能性は少ないと言えます。ただし、子どもや高齢者などの免疫力が弱い人が腐ったいちごを食べると、下痢や腹痛などの食中毒の状態になることがあります。

腐ったいちごを食べた後はしばらく様子を見て、ひどい腹痛や嘔吐などが起きた場合は病院を受診するのがおすすめです。

いちごはすぐに食べる場合を除いて常温で保存していると、すぐに腐る可能性があります。以下では、常温保存以外でいちごを日持ちさせる保存方法を紹介するので、すぐにいちごを食べないときや大量にいちごを購入したときに試してみてください。