四川きゅうりとは?味わい・産地など特徴は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【三常農園監修】きゅうりの品種「四川きゅうり」を知っていますか?白いいぼがあり皮が薄いのが特徴の品種です。今回は、「四川きゅうり」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地にくわえ、保存方法なども紹介します。「四川きゅうり」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
四川きゅうりの特徴は?どんな品種?
きゅうりは夏野菜の代名詞ではあるものの、1年中スーパーで見かける野菜です。そして様々な品種があり、四川きゅうりはその1つなのです。ここでは、四川きゅうりとはどんな品種なのか、その特徴も交えて説明します。
四川きゅうりは四葉きゅうりの改良品種
四川きゅうりとは四葉きゅうりを改良した品種で、皮に白いぼが付いていることが特徴です。白いぼが付いていることで硬そうな印象を与えがちですが、実際には薄皮で歯切れがよいことで知られます。しかし皮が薄い分、傷がつきやすいデメリットもあります。
朝日晃
三常農園
スーパーで販売されている緑鮮やかなきゅうりと比べると、その違いは一目瞭然。全体的に白っぽくブルーム(自らを乾燥や雨などから守ろうと分泌する果粉)がみられます。前述の『白いぼ』はトゲの様に鋭いですが、輸送等を繰り返すと取れて傷になることも。四川きゅうりの鮮度の目安としておくと良いでしょう。
四川きゅうりの味わい・食感など特徴
四葉きゅうりは薄皮なので食感がパリパリとしている反面、果肉はしっかりと分厚く丸かじりしやすいです。他の品種と比べるときゅうりにありがちな青臭さを感じにくく、苦味も少ないので食べやすいでしょう。
四川きゅうりの長さは1本25cm程度で、その食感を味わうには生食や漬物、酢の物、もろきゅうにするのがおすすめです。また1本でも太さがバラバラな四川きゅうりがありますが、これは栄養が偏っている可能性が高いです。四川きゅうりは、全体的に太さが均一になっている方が美味しいとされています。
Twitterの口コミ
ラストの有機野菜の宅配で届いた珍しい「四川きゅうり」普通のきゅうりと比べるとイボがすごい四川きゅうりは、薄皮で肉質がしまっていて、歯切れがいい。昔のきゅうりのようなしっかりした味です。 http://twitpic.com/59t8ht
四川きゅうりの値段・価格
一般的なきゅうりは全国チェーンのスーパーの生鮮売り場において、1本49円から60円程度が相場です。しかし、白いぼが特徴の四川きゅうりは、1本80円から120円ほどで販売されることが多いようです。旬の時期でも値段は高めですが、食べやすいことから人気があるため売り切れることも珍しくありません。
旬の時期に四川きゅうりを確実に購入したいなら、ECサイトを利用することをおすすめします。それだけの価値がある美味しさと考え、毎年ECサイトを利用して購入する人も少なくないようです。
(*きゅうりの種類と品質について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
四川きゅうりの旬・収穫時期や産地は?
きゅうりはハウス栽培されているため通年で市場に出回っています。四川きゅうりは傷がつきやすく日持ちしない品種ですが、収穫時期はいつなのでしょうか。ここでは、四川きゅうりの主な産地と、旬について詳しく説明します。
四川きゅうりの産地
四川きゅうりの主な産地は山形県と群馬県ですが、生産量はそれほど多くありません。そのため希少価値が高く、傷がつきやすく日持ちしない品種であることも相まって、生産地以外のスーパーなどに常に流通することはないようです。しかし旬の時期には、ECサイトなどで四川きゅうりを購入することができるので、気になる人は早めに予約しておくのもよいでしょう。
四川きゅうりの旬・収穫時期は6月〜10月ごろ
四川きゅうりの収穫時期は6月から10月となっており、旬は夏と考えられますが一般的なきゅうりに比べると少し長めのようです。。四川きゅうりは種を購入して家庭菜園でも栽培できるので、自分で育てて新鮮なものを食べてみるのもよいでしょう。新鮮な四川きゅうりは白いぼが触ると痛いほど尖っており、皮にハリがあるのでしっかりチェックしてください。
近年はハウス栽培に適した四川きゅうりの種が開発されたこともあり、量は少ないものの通年で見かけられるようになりました。