にんにくの種類20選を一覧で!産地・大きさ・味わいなど特徴を比較して紹介!
にんにくにはどんな品種・種類があるか知っていますか?今回は、にんにくの種類20選を一覧で〈色・大きさ・旬・味〉など特徴や画像とともに紹介します。にんにくの4つの分類の仕方についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
・気候:暖地
・色:白
・大きさ:1珠に8片程度つき、一粒は小さめ
・旬と産地:8月(日本産)
主に福岡県で栽培されている国産品で、そのルーツは嘉定と呼ばれる鱗片が小粒の暖地型にんにくです。そのため小さめでもにんにくの匂いや辛味は強く、料理だけでなく薬味としても重宝されている品種です。生のまま食べても加熱しても美味しく、馬刺しやカツオのたたきの薬味としても使われています。
⑭最上赤にんにく
・気候:寒地
・色:赤
・大きさ:1珠に6~8片付き、一粒は標準的
・旬と産地:6月下旬〜7月(日本産)
主に山形県で栽培されている国産種で赤い表皮が特徴となっており、皮を剥くと真っ白な実が出てきます。一般的なにんにくより大粒で、生のままでは辛味がたちますが加熱すると甘味があらわれ、ホクホクした食感に変わります。料理の具材として使うと、その美味しさが引き出される品種です。
⑮山東にんにく
・色:白
・大きさ:品種によって異なる
・旬と産地:8月(中国産)
山東にんにくは中国の山東省蒼山産のものと、金郷産の2種類に大別されます。蒼山産は鱗片は小さめながら匂いと辛みは強く、中国料理に適した品種です。一方の金郷産は鱗片はやや大きめで匂いも味もマイルドなので、イタリアンや日本料理に合うとされています。
このように産地によって特徴が異なるので、購入する際にはどの地域で栽培されたのか、しっかりチェックしましょう。
⑯フルーティーにんにく
・色:黒
・大きさ:加工前のにんにくの品種による
・旬と産地:通年(日本産)
フルーティーにんにくの別名は黒にんにくで、加工品種に分類されます。様々な品種の白にんにくを約1ヶ月ほど、高温多湿の場所で熟成発酵させて作ります。その過程で糖度が増し、ドライフルーツのような甘味を感じるようになるのです。にんにく特有の匂いや辛味がないので、老若男女問わず食べやすいです。
(*黒にんにくについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
⑰無臭にんにく
・気候:暖地
・色:白
・大きさ:200~600g
・旬と産地:7月〜8月(日本産)
無臭にんにくはジャンボにんにくの中でも、特に匂いが少ない品種をさします。ジャンボにんにくより小ぶりで、一般的なにんにくの14分の1程度の匂いしか感じません。辛味もマイルドなので、炒めたり揚げたりしても美味しく食べられます。にんにくではなく、玉ねぎに近い風味と感じる人も少なくないようです。