にんにくの種類20選を一覧で!産地・大きさ・味わいなど特徴を比較して紹介!
にんにくにはどんな品種・種類があるか知っていますか?今回は、にんにくの種類20選を一覧で〈色・大きさ・旬・味〉など特徴や画像とともに紹介します。にんにくの4つの分類の仕方についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
にんにくとは?どんな種類・品種があるか知りたい!
にんにくは様々な料理に使う食材の1つであり、日本では通年で流通しています。ここではまず、スーパーでよく見かけるにんにくの分類方法をはじめ、その栄養成分と効能について説明します。
にんにくの分類の仕方
日本には国産だけでなく中国産やスペイン産など外国産のにんにくも多く流通しており、以下の4つの分類によって仕分けされています。
・気候
・色
・大きさ
・部位
日本においてにんにくは気候は寒地系と暖地系の2つに、色はホワイト種と呼ばれる白のほか、赤と紫に分類されます。またにんにくは市場に出回る際、S・M・L・2Lとサイズ別に分類されるのが一般的です。ほか、にんにくは球根部分である鱗茎(りんけい)を使うことが多いですが、他にも部位によって茎にんにく・葉にんにくに分類されます。
にんにくの栄養価・効能
にんにくには、以下の栄養成分が多く含まれています。
・ビタミンB6
・ビタミンB1
・マンガン
・アリシン
ビタミンB6には食事で摂取したタンパク質をアミノ酸に変換し、体内の細胞に運んでから再びタンパク質として合成する作用があります。そのため肌や髪をきれいにする効果や、ホルモンバランスを整える効果が期待できる栄養素です。
一方ビタミンB1には食べ物をエネルギーに変換したり脳や神経の働きを安定させたりする働きがあり、疲労回復や集中力の向上に役立ちます。にんにくにはミネラルの一種であるマンガンも豊富で、体内の酵素を活性化させる働きがあり、骨を丈夫にしたり月経前症候群を緩和したりてんかん発作を予防する効能もある野菜です。
また、にんにくの匂いのもとであるアリシンはビタミンB1と結合することで糖質の代謝を促す作用で知られ、疲労回復や生活習慣病の予防効果があります。
にんにくの種類・品種20選を一覧で!
にんにくといっても日本に流通しているものには様々な種類があり、味や香りが異なります。日本の居住地域によっても、流通しているにんにくには違いがあるようです。ここでは日本に流通しているにんにく20種類の色や大きさ、味わいなどの特徴を詳述します。
①福地ホワイト六片
・気候:寒地
・色:白
・大きさ:1球に4~6片ついており、一粒が大きめ
・旬と産地:7月〜8月(日本産)
寒地型にんにくの代表格である福地ホワイト六片は、肉質が詰まっていることで知られる日本を代表する品種です。青森県産が有名で鉄分やミネラルが豊富に含まれた土地で栽培され、にんにくの中でも甘味が強いことが特徴となっています。
福地ホワイト六片は他の国産にんにくと比べると栽培期間が長いことでも有名で、収穫までに10ヶ月以上もかかるのが特徴です。
②富良野にんにく
・気候:寒地
・色:白
・大きさ:1珠に6片前後つき、一粒はやや大きめ
・旬と産地:8月(日本産)
北海道富良野市で栽培されている寒地型で、鮮やかな赤紫色の皮を剥くと白い実が顔を出す品種です。生のまま食べるとにんにく特有の辛味を感じるものの、加熱すると甘味とホクホクした食感が引き出されます。香りもよいので、丸ごと食べるのに適した国産にんにくといえるでしょう。富良野にんにくは葉にんにくや茎にんにくとしても重宝されています。