茶碗蒸しの温め直し方は?一番簡単は?レンジ・蒸し器・湯煎で比較して紹介!
茶碗蒸しの簡単な温め直し方を知っていますか?今回は、〈電子レンジ・湯煎・蒸し器〉など茶碗蒸しの温め直し方を〈時間・手間〉などで比較し、どれが一番簡単で美味しいのか紹介します。茶碗蒸しを温め直す際の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)茶碗蒸しを簡単&美味しく温め直したい…
茶碗蒸しは蒸したての熱々の状態で食べるのが一番美味しいですが、家族の帰宅時間が異なる場合などはどうしても冷めてしまいます。一度冷めてしまった茶碗蒸しの温め直しをするには、どのような方法があるのでしょうか。
急に加熱するのはNGと覚えておこう
茶碗蒸しは材料である卵の黄身と白身、水分それぞれの沸騰する温度が違うため、温め直して食べる際に急に加熱するのはNGのデリケートな料理です。茶碗蒸しを急に加熱し温度を上げてしまうと、中の水分が先に蒸発して表面や内部に穴があき、すが入ってしまいます。
茶碗蒸しにすが入ると滑らかな食感が失われ、固くなってしまいます。そのため茶碗蒸しを温め直すには、ゆっくり加熱していくことがポイントです。さらに茶碗蒸しを温め直す前に冷蔵庫から出すのではなく、常温に戻してから加熱していくと良いでしょう。
(*茶碗蒸しにすが入る原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
茶碗蒸しの温め直し方を比較!
温め直し方 | 所用時間 | 手間・難しさ |
電子レンジ | 約3分 | 手間がかからないが加熱の調節が難しい |
湯煎 | 約10分 | 手間がかからず簡単 |
蒸し器 | 約5~6分以上 | 簡単だが使う器具が多いところが手間 |
上記の表は、電子レンジ・湯煎・蒸し器それぞれ所要時間と手間を比較しています。所要時間で見ると電子レンジが一番早いですがやや調節が難しく、湯煎や蒸し器の方が比較的難しくありません。ここからはそれぞれの温め直し方の手順について、順に紹介していきます。
①電子レンジ
電子レンジで茶碗蒸しを温め直す手順は以下の通りです。
①茶碗蒸しにラップをかける
②一番小さいワット数に設定する
③30秒~1分加熱する
電子レンジを使った温め直し方のポイントは、一気に数分単位で加熱してしまわないことです。茶碗蒸しに含まれる水分が急に加熱され膨張することによって、電子レンジ加熱中に爆発してしまうことがあり危険です。爆発を防ぐためには、一度温めてまだ冷たい場合は30秒ずつ追加で加熱するなど短時間の加熱を繰り返して温め直しましょう。
なお、電子レンジでの温め直しのメリット・デメリットは以下のようになっています。
【メリット】
・時間がかからない
・お湯を沸かす必要がないので洗い物がない
【デメリット】
・こまめに加熱しないといけないため調節が難しい
・温度が上がりやすくすが入りやすい
・一気に加熱すると電子レンジの中で爆発する
②湯煎
湯煎で茶碗蒸しを温め直す手順は以下の通りです。
①鍋またはフライパンに茶碗蒸しを並べる
②茶碗蒸しの器の7分目の高さまでお湯を入れる
③弱火にかけ10分置く
市販のプラスチック容器に入った茶碗蒸しに書かれている温め直し方法には湯煎が多く見られますが、手作りの茶碗蒸しでも湯煎での温め直しが可能です。弱火にしたあとは、お湯を沸騰させないように注意しましょう。なお、湯煎のメリット・デメリットは以下の通りです。
【メリット】
・熱が急に伝わらないのでゆっくり温められる
・プルプルとした食感を残したままで温め直せる
・失敗しにくい
【デメリット】
・水の量が電子レンジと蒸し器と比較して多めに必要になる
・鍋などの洗い物が増える
・一番時間がかかる
③蒸し器
蒸し器で茶碗蒸しを温め直す手順は以下の通りです。
①蒸し器に水を入れて火にかける
②水が沸騰したら茶碗蒸しをいれ弱火で5~6分
蒸し器のフタには手ぬぐいや布巾を巻いておくと、茶碗蒸しに水滴が落ちるのを防げます。水の量が外から見えない蒸し器が多いので、沸騰後に水がなくなって空焚きにならないよう注意してください。なお、蒸し器のメリット・デメリットは以下の通りです。
【メリット】
・お湯の量が少なくて済む
・プルプルとした食感を残したまま温め直しができる
【デメリット】
・蒸し器や布巾などの調理器具を用意しなければならない
・片付ける物が多い