「肉豆腐」と「すき焼き」の違いとは?具材・食べ方など比較して紹介!
肉豆腐とすき焼きに違いはあるのでしょうか?どちらも具材・見た目が似ていますね。そこで今回は、肉豆腐とすき焼きの〈具材・食べ方・味わい〉など特徴を比較して違いを紹介します。作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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肉豆腐とすき焼きって何が違うの?
肉豆腐とすき焼きは具材や味付けが似ているのに料理名が違うことを、疑問に思う人も多いことでしょう。しかし、肉豆腐とすき焼きのどこが違うのかを詳しく説明するのは難しいかもしれません。ここでは、肉豆腐とすき焼きの違いを具体的に説明します。
肉豆腐とは?
肉豆腐とすき焼きの違いを知るうえで、どのような料理なのかを知っておく必要がありそうです。ここでは肉豆腐とはどんな料理なのかについて、具材や作り方にも触れながら説明します。
肉豆腐は豆腐メインの煮物料理
肉豆腐の材料は以下の通りです。
・木綿豆腐 1丁(350g)
・薄切り肉 300g
・長ネギ 1本
・水 150ml
・醤油 大さじ3杯
・砂糖 大さじ2杯
・酒 大さじ2杯
・みりん 大さじ2杯
・顆粒和風だし 小さじ1杯
・サラダ油(炒め用) 大さじ1杯
肉豆腐は豆腐がメインの料理で牛肉や豚肉のこま切れまたはひき肉と長ネギや玉ねぎ、白菜などの具材を味付けたした料理です。牛肉などよりも豆腐の量が多いのが特徴で、出来上がりと小皿に取り分けて食べます。またすき焼きのように、溶き卵を絡めて食べることもありません。
肉豆腐の作り方・レシピ
肉豆腐はサラダ油をひいた鍋で牛肉を炒めた後で長ネギを入れ、醤油や砂糖、みりん等の調味料で味付けしてから豆腐などの具材を加えて作ります。牛肉や長ネギなどの具材に火が通ったら、出来上がりです。豚肉で作っても美味しく仕上がります。
すき焼きとは?
すき焼きも肉豆腐と同様に具材を煮る料理ですが、同じ分類になるのかが気になるところです。ここではすき焼きとはどんな料理なのか、地域における味の違いや作り方にも触れながら説明します。
すき焼きは神戸発祥の鍋料理
すき焼きの材料は以下の通りです。
【割り下】
・醤油 1/2カップ
・みりん 1/2カップ
・酒 1/2カップ
・砂糖 大さじ4杯
・だしの素(顆粒) 小さじ1杯
・水 2カップ
【具材】
・牛脂 1かけ
・白葱 2本
・牛肉(すきやき用) 400~500g
・白菜 1/4個
・人参 1本
・しらたき 1袋
・焼き豆腐 1丁
・えのき茸 1袋
すき焼きは鍋料理に分類され、江戸時代に神戸で発祥したとされています。薄切りにした牛肉を長ネギや玉ねぎ、白菜、春菊、椎茸などの具材とともに醤油や砂糖などで濃いめに味付けし、溶き卵を絡めて食べる料理です。牛肉を食べるための鍋料理なので、豆腐などの具材は少なめにするのが基本です。
すき焼きの名前の由来は農具の1種である鋤(すき)で、金属で作られた部分を鉄板代わりにして、豆腐や魚を焼いて食べたものを鋤焼(すきやき)と呼んだことといわれています。また薄切り肉を剥身(すきみ)と呼ぶため、剥き焼きになったとの説もあるようです。
すき焼きは関西・関東で味に違いも
現在ではすき焼きとして認知されていますが、関西地方ではすき焼き、関東では牛鍋と呼ばれていた時代が長くありました。その名の通り、作り方や味に違いがあり、すき焼きを作る際に、割り下を使うか否かが関係しています。
(*すき焼きのの割り下について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)