「肉豆腐」と「すき焼き」の違いとは?具材・食べ方など比較して紹介!
肉豆腐とすき焼きに違いはあるのでしょうか?どちらも具材・見た目が似ていますね。そこで今回は、肉豆腐とすき焼きの〈具材・食べ方・味わい〉など特徴を比較して違いを紹介します。作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
すき焼きの作り方・レシピ
すき焼きは関西と関東では作り方が異なります。関西のすき焼きは牛肉を焼いて醤油や砂糖を加えて味を整えてから、長ネギなどの具材を加えます。またすき焼きを作る際には割り下は使わず、野菜から出る水分を利用し調理しながら食べるのが一般的です。
しかし関東のすき焼きは醤油や砂糖、みりん、酒などを使って割り下を作り、牛肉や長ネギなどの具材を一緒に入れて煮ます。そのため具材がすべて煮えてから食べることが多いようです。関西風でも関東風でも、溶き卵に具材を絡めて食べることは変わりません。
肉豆腐とすき焼きの違いは結局?
肉豆腐とすき焼きには様々な違いがありますが、一番の相違点は皿料理か鍋料理かです。肉豆腐は調理後に皿に盛りますが、すき焼きは鍋を大人数で囲んで食べます。ここではそれ以外の違いを説明します。
①具材の違い
肉豆腐では牛肉ではなく豚肉が使われることもありますが、すき焼きは牛肉が基本です。また調理の際に使う具材は、すき焼きより肉豆腐の方が少なめなのが一般的となっています。また肉豆腐には、すき焼きで使われることが多い麩が入ることはありません。
(*すき焼きに合う肉や、人気の具材について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
②食べ方の違い
肉豆腐は皿料理なので副菜になることも多く、味が薄めに作られています。一方のすき焼きは濃いめに味付けする料理なので、溶き卵につけて食べます。溶き卵を使うか否かも、肉豆腐とすき焼きの違いといえるでしょう。
(*すき焼きの美味しい食べ方たマナーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
③味わい・食べ応えの違い
肉豆腐とすき焼きは、特徴を並べるとその違いがわかります。
【肉豆腐】
・具材が少なめなので副菜向き
・あっさりとした味わい
【すき焼き】
・牛肉がメインで使用する具材が多彩なので食べ応えがある
・濃いめの味付けなので溶き卵を絡めて食べるのが基本
肉豆腐とすき焼きでは具材の量やバランス、味付けの仕方も異なるので味わいが違うのは当然です。肉豆腐は他の料理と一緒に食卓にのぼる煮物ですが、すき焼きはメイン料理として一品で提供されることも珍しくありません。
肉豆腐とすき焼きは似て非になるもの
今回は肉豆腐とすき焼きの特徴を比較し、その違いを紹介しました。肉豆腐とすき焼きは共通点が多いものの、似て非なる料理となっています。冷蔵庫にある食材や誰と食べるのかなどを考慮して、肉豆腐とすき焼きのどちらを作るかを考えるとよいでしょう。