すき焼きの美味しい食べ方やマナーは?関西・関東別の作り方・レシピも紹介!

すき焼きの食べ方・マナーや作り方の手順を知っていますか?今回は、すき焼きの〈関西・関東〉別の作り方や、食べ方・手順の例を紹介します。そのほかにも、すき焼きを食べる際のマナー・注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. すき焼きとは?どんな料理?
  2. すき焼きの名前「すき」の由来
  3. すき焼きの作り方・手順は「関東」と「関西」で違う
  4. すき焼きの作り方・レシピは?
  5. 材料
  6. ①関西風すき焼きの作り方
  7. ②関東風すき焼きの作り方
  8. すき焼きの美味しい食べ方・マナーは?
  9. ①溶き卵を準備する
  10. ②お肉・野菜が煮えてきたら溶き卵に絡めて食べる
  11. ③締めの卵丼を作って食べる
  12. すき焼きを食べる際・作る際に注意すべきこと
  13. ①しらたきと牛肉は離して入れる
  14. ②肉は煮すぎると硬くなるので注意
  15. ③割り下は鍋底を薄くおおう程度の量にする
  16. すき焼きを食べてみよう

すき焼きとは?どんな料理?

すき焼きは、日本の家庭料理としても親しまれているので、多くの人が一度は食べたことがあるでしょう。身近な料理ではありますが意外と名前の由来や作り方を正確に認識している人は少ないかもしれません。今回は、すき焼きの作り方や地域での違いなどを説明していきます。

すき焼きの名前「すき」の由来

すき焼きの「すき」の語源には諸説ありますが、江戸時代の農家が仕事中に鋤(すき)と呼ばれる農具の金属部分を鍋代わりにして魚や豆腐を焼いて食べていたことが由来と言われます。この他にも、すき焼きで使用する肉が薄いため、薄く切った肉を意味する「すきみ」から派生したとされる説も有名です。

もともとすき焼きは関西地方で呼ばれる料理名で、関東地方では牛鍋と呼ばれていました。現在では、統一され、関東でもすき焼きと呼ばれて親しまれています。

すき焼きの語源・名前の由来は?「すき」の意味や起源・歴史なども紹介!

すき焼きの作り方・手順は「関東」と「関西」で違う

全国的にすき焼きという料理名で親しまれていますが、関東と関西ではマナーや作り方、食べ方が異なります。関東でのすき焼きは鍋料理のジャンルに入り、割り下という合わせ調味料で煮て作られる料理です。そのため、割り下を最初に鍋に入れてから、具材を入れて煮込むのがマナーとなります。

一方の関西でのすき焼きは、焼肉に近いジャンルのため、煮るのではなく焼いて作られます。調味料も割り下ではなく、砂糖や醤油を直接入れて味付けをすることも大きな違いです。

すき焼きの作り方・レシピは?

ここでは、一般的なすき焼きの材料や作り方を紹介します。また、関西風と関東風のすき焼きの作り方も紹介するので、違いを確認しながら好みの作り方を見つけてみてください。

材料

(4人前)
・牛ロース(薄切り)300g
・ねぎ 2本
・しらたき 200g
・えのきたけ 1束
・焼き豆腐 1丁
・しいたけ 8枚
・白菜 200g
・春菊 100g
・牛脂 適量
・卵 4個
・醤油 100ml
・みりん 100ml
・砂糖 大さじ3
・水 200ml

①関西風すき焼きの作り方

関西風のすき焼きの作り方は、下記の通りです。

①肉や野菜を食べやすい大きさに切る
②しらたきは鍋に入れて中火で1分程ゆでて水気を切る
③鍋に牛脂を入れて中火で熱し、牛肉に焼き色がつくまで加熱する
④牛肉に焼き色がついたら端に寄せて、具材と醤油・みりん・砂糖を加える
⑤具材に火が通るまで煮たら完成


関西風のすき焼きは、先に肉を焼いてから野菜や調味料を加えていくため好みの味付けに調整しながら食べることができます。関東風と違って割り下を作る手間がない分、手軽に調理できることもメリットです。

②関東風すき焼きの作り方

関東風のすき焼きの作り方は、下記の通りです。

①具材を食べやすい大きさに切る
②割り下の材料を混ぜ合わせる
③鍋に割り下を入れて煮立たせる
④煮立ったら材料を並べて入れ、具材に火が通るまで煮る
⑤お好みの煮え加減になったら完成


関東風のすき焼きは、肉や野菜を煮て作るため、割り下に染みだした具材の旨みを味わうことができます。具材の旨みが溶け込んだ割り下を使って作る雑炊や、うどんを楽しめるのも関東風のすき焼きのメリットです。

(*すき焼きの作り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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