すき焼きに合う肉の部位・種類とは?選び方や一人前の量など作り方のコツも伝授!
すき焼きに使う肉について知っていますか?今回は、すき焼きに合う肉や、<肩ロース・バラ肉>など部位の種類別の味の特徴も紹介します。すき焼きをする際の一人前あたりの肉の量や、美味しい食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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すき焼きに合う肉は?赤身?霜降り?
牛肉を使った料理の定番の一つでもあるすき焼きですが、すき焼きにはどのような肉が向いているのでしょうか。脂身が少ない赤身が良いのか、とろけるような霜降り肉がいいのか、理由も含めて説明します。
すき焼きには牛肉の霜降りがおすすめ
すき焼きに使う牛肉は霜降り肉がおすすめです。霜降り肉は脂身が多く、赤身に比べて高級なことが多いですが、すき焼きにすることで肉の脂が溶けて甘辛いタレに絡んで他の食材にもよく合います。
また、赤身は脂分が少なく加熱しすぎると硬くなりますが、霜降りは脂身が多いので火を通しても硬くなりにくいため柔らかくとろけるような食感を楽しむことができます。
すき焼きの肉の部位・種類別の特徴を知っておこう
すき焼きには霜降り肉が向くことが分かりましたが、霜降り肉と一言で言っても牛肉には部位がいくつかあります。ここでは、部位・種類別に味わいの特徴や食感などを説明するので参考にしてください。
①肩ロース
肩ロースは名前の通り牛の肩の部分の肉で、脂身が多く、細くきれいなサシが入る部位です。火を通しても柔らかく、上品な美味しい味わいがあり、他の部位に比べて味も濃いため肉本来の味を堪能できます。
②リブロース
牛肉の部位の中でもきれいな霜降りになりやすいリブロースは、上品な味わいがある非常に高級な部位です。繊維のきめが細かく、上質な物は口に入れた瞬間とろけるような食感があり、脂身も程よく甘い美味しさを感じられます。少し値段は高くなりますが、すき焼きにするには最適な部位と言えるでしょう。
(*リブローズについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③バラ肉
バラ肉は牛の肋骨周りにある肉で、脂身と赤身の部分が層になり分かれていることが多く、赤み部分は繊維が多いので少し硬い食感です。加熱すると脂身が溶けて濃厚になり美味しいですが、加熱しすぎると赤身部分だけが硬くなってしまう特徴があるので、注意が必要です。ただし、他の部位に比べて値段は安いので、低予算ですき焼きをしたい方にはおすすめです。
④サーロイン
牛肉の中でもリブロースと並ぶ高級な部位として有名なサーロインは、ステーキとして食べられることが多いですが、すき焼きにも合います。きれいな霜降り肉になる部位で、脂身が多く濃厚な味わいがあり、加熱しても柔らかい食感が保たれます。脂身の多い肉が苦手な方も、煮込むことでタレに脂が溶け出すので、脂のくどさはなくなるでしょう。
(*サーロインについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)