観音ネギとは?種は九条から?旬・産地や生産量など特徴やレシピも紹介!
ねぎの品種「観音ネギ(かんおんねぎ)」を知っていますか?葉ねぎの中でも白い部分が多いのが特徴の品種です。今回は、「観音ネギ」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期・産地や生産量なども紹介します。<薬味・ネギラーメン>など「観音ネギ」の食べ方・レシピや通販の販売商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
観音ネギ(かんおんねぎ)の特徴は?どんな品種?
観音ネギと書いて「かんおんねぎ」と読むねぎは、青ネギの一種ですがどのような特徴の品種でしょうか。まずは具体的な見た目の特徴と、味について見てみましょう。価格についても紹介していくので、気になったら確認して購入して見てください。
観音ネギは九条ねぎの種がルーツ
観音ネギが「かんのんねぎ」ではなく「かんおんねぎ」と読むのは、観音と書いて「かんおん」と読む地区で栽培されているからです。観音地区は広島県広島市にあり、観音ネギのルーツは京都の九条ネギになります。明治初期に広島市に九条ネギの種が持ち込まれ、広島の土壌に合うように品種改良されていったのが観音ネギでした。
観音ネギは葉ネギの中でも白い部分が多いのが特徴
観音ネギはネギの中でも葉ネギに分類されますが、他の種類の葉ネギに比べると白い部分が多く、若干太いのが特徴です。太さは白ネギほどの太さではありませんが、他のはネギと並べると大きいと感じるかもしれません。基本的に観音ネギは伝統から藁で束ねられていることが多いようです。
観音ネギの味わい・食感
観音ネギの味わいは、辛みはそれほど目立たないものの香りが強いので、少量料理に使うだけでも大きな存在感があります。そのためメインの食材として使うよりも、薬味として使うことが多いようです。一般的なネギはシャキシャキした食感が特徴的ですが、観音ネギはとても柔らかいので、歯応えはそれほど望めないでしょう。
Twitterの口コミ
そして昼のリベンジ❗これが「大丸堂」の「広島スペシャル」である‼️
大量のネギかけるのは広島の伝統だったり😁。ここは甘めの観音ネギ使ってるから、ソースと絶妙に合う。
そこに、これも定番のイカ天入り。広島お好み焼きの王道極まり‼️
観音ネギの値段・価格
観音ネギは通年販売されているため、価格の変動もしやすいと考えてよいでしょう。基本的に広島でしか栽培されておらず、近年では栽培する農家や作付面積が減少していることからも、他のネギの価格と比べると2倍近い値段で販売されていることがあります。
(*ネギの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
観音ネギの旬・収穫時期・産地や生産量は?
ここからは、観音ねぎの旬と収穫時期などについて紹介していきます。あまり聞きなれないネギですが、主産地はどこで旬はいつでしょうか。野菜には旬があるだけに、観音ネギが食べたいと思ったら旬の時期を逃さないようにしておきましょう。
観音ネギの主産地は広島の観音地区
観音ネギの主産地は、広島県広島市にある観音地区と呼ばれる地域です。観音地区は、太田川から運ばれてきた砂が堆積した土壌であり、観音ネギに適した栽培環境のようです。栽培する人や栽培の面積が年々減ってきているため生産量は減少しているのが現状ですが、温暖な気候であるため1年中流通させることが可能になります。
観音ネギは広島ネギラーメンに使われており、ラーメンの上にたっぷりの観音ネギが乗せられています。