淹れたてコーヒーの保温は味が不味くなる?原因は酸化?何時間までならOK?

コーヒーを保温して不味くなったという経験はありませんか?美味しく保温する方法はあるのでしょうか?今回は、入れたてコーヒーを魔法瓶ボトルで保温するとどうなるのかを<30分後・1時間後>など時間別に紹介します。コーヒーの酸化時間や美味しく保ちつつ持ち歩く方法や保温ボトルのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. コーヒーを美味しく保温して持ち歩きたい…。
  2. 淹れたてコーヒーを魔法瓶ボトルで保温するとどうなる?味は変わる?
  3. ①入れてから10〜30分過ぎた状態
  4. ②入れてから30分〜1時間過ぎた状態
  5. ③入れてから1時間以上過ぎた状態
  6. コーヒーを保温すると不味くなってしまう原因は?
  7. ①高温で保つと早く酸化してしまうため
  8. ②ボトルについた匂いが移るため
  9. コーヒーを美味しく保ちつつ持ち歩く方法は?
  10. ①冷やしてから持ち運ぶ
  11. ②ミルク・フレッシュは入れない
  12. ③空気の隙間を少なくする
  13. コーヒーの保温ボトルのおすすめ
  14. ①象印 ステンレスマグ SM-XC(2,670円~)
  15. ②コーヒーボトル カフア(3,300円)
  16. コーヒーを美味しく保温するのは難しい

コーヒーを美味しく保温して持ち歩きたい…。

食後に一杯・休憩時間に一杯など、勤務先や外出先で美味しい淹れたてのコーヒーを飲みたくなる時はあるものです。そこで最近では、飲みたい時に飲める保温可能な魔法瓶ボトルでコーヒーを持ち歩く人が増えていますが、美味しくなくなることに悩む人もいるようです。水筒で保温したコーヒーを美味しく飲むには、どうしたらよいのでしょうか。

淹れたてコーヒーを魔法瓶ボトルで保温するとどうなる?味は変わる?

淹れたてのコーヒーを魔法瓶ボトルに入れて保温をしておくと、コーヒーの温度や味わいはどのようになるのでしょうか?保温時間の経過による風味や味わいについて解説します。

①入れてから10〜30分過ぎた状態

ホットコーヒーの美味しさを保てる保温時間は30分が限界とされており、酸味が出たり風味がなくなったりといった味わいの劣化が起こります。そのため保温時間が10~30分ほどなら淹れたてのコーヒーとほとんど変わらず、クリアで嫌な酸味もなく美味しく飲むことが出来ます。

実際に淹れたてのコーヒーを水筒や魔法瓶ボトルで保温した人の体験談を見てみると、高温で保温しても30分以内なら温度も香りも味わいも変わらず美味しく飲めるようです。

Jin

(40代)

淹れたてのコーヒーを魔法瓶ボトルで保温して、10分強後くらいに飲んでみました。高温で保存していても劣化したコーヒーの味わいを感じることはなく、淹れたてのコーヒーと同じくらい美味しく飲めます。

②入れてから30分〜1時間過ぎた状態

入れてから30分~1時間過ぎたコーヒーは、若干温度は下がり、かつ淹れたてのコーヒーでは感じることがない嫌な酸味を感じることもあるでしょう。匂いに関しては水筒をしっかりと手入れしていれば、1時間程度の保温では気にならない程度です。

ゆみ

(30代)

コーヒーの保温は難しいと聞いていましたが水筒の内側がガラスの魔法瓶ボトルで保温してみましたが、嫌な匂いもあまり気にならず保温性が高くて暖かいコーヒーが飲めて冬は重宝しました。ただし味に関しては保温していたコーヒーは不味く感じました。

③入れてから1時間以上過ぎた状態

入れてから保温時間が1時間以上過ぎると、コーヒーの温度は徐々に下がってしまいます。ただし熱々とはいかないものの、1時間程度なら温かい状態で飲むことが出来るでしょう。さらに3時間くらい経過しても、温度は殆ど変わらずまだ温かさを保っています。

ただし、味わいに関しては2時間以上経過すると酸化にともなってかなりの酸味を感じ、苦味も感じるようになってしまう可能性があります。

Twitterの口コミ

やっぱり、朝落としたコーヒーは魔法瓶に入れてても夕方には味が変わるなぁー。酸化防止剤としてアスコルビン酸でも入れてみる??

コーヒーを保温すると不味くなってしまう原因は?

淹れたてのコーヒーを水筒などで保温すると味が落ちたり匂いや酸味が強くなったりし、美味しくないと感じることがあります。ここではどのような要因で水筒で保温しているコーヒーの味が、劣化してしまうのかを解説します。

①高温で保つと早く酸化してしまうため

コーヒーは高温で保温すると酸化スピードが速まるため、味が劣化しやすくなります。これは水筒で保温することは熱を加え続けているのと同じであることが理由で、酸化を促進してしまいます。コーヒーは淹れてからの酸化時間が30分以上だといわれていますが、高温での保温の場合はさらに早まってしまう可能性もあると言えるでしょう。

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