きのこの冷凍がまずいし臭い?正しい保存・解凍方法と活用レシピを紹介!
きのこは冷凍するとまずい・臭いと言いますがなぜでしょうか?実は冷凍すると、デメリットだけでなく、メリットもあります。今回は、きのこを美味しく冷凍保存・解凍する方法を紹介します。冷凍きのこの使い方・活用レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
②冷凍に時間をかけない
時間をかけてきのこを冷凍すると、きのこの風味が落ちてまずい味になるうえに臭い匂いが出やすくなります。きのこの風味を損なわずに美味しく冷凍するには、冷蔵庫の急速冷凍機能を使って短時間で冷凍することが重要です。
急速冷凍機能がない冷蔵庫で冷凍する場合は、密閉袋に入れたきのこを金属製のトレーに乗せてから冷凍してください。こうすることできのこが短時間で冷凍されて、風味を保ったまま保存することができます。
③空気に触れさせない
きのこを密閉保存袋に入れて冷凍する際には、必ず袋の中の空気を抜いておきましょう。密閉保存袋に空気が残っていると、きのこに空気が接することで酸化が進んで鮮度が落ちるうえに、雑菌が繁殖しやすくなります。きのこを入れた密閉保存袋の口を少し開けてから袋を手で優しく押すと、簡単に袋の中の空気を抜くことができるので試してみてください。
(*きのこの冷凍保存のしかたについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
冷凍きのこの解凍方法のコツ
正しい方法できのこを冷凍しても、解凍方法を間違えると風味が悪くなるうえに臭い匂いが出てまずい味になることがあります。ここでは、冷凍したきのこを美味しく調理するための解凍方法のポイントについて解説します。
①解凍せずにそのまま料理に使ってもOK
冷凍したきのこは、解凍せずにそのまま加熱調理して使うことが可能です。あらかじめきのこの下ごしらえをしてから冷凍しておけば保存袋から出してすぐに調理できるので、時短調理にも繋がります。また、冷凍したきのこをそのまま料理に使って時間をかけて火を通すと、きのこの旨味成分が凝縮されて風味よく仕上がります。
②解凍させ過ぎないように注意
きのこは、完全に解凍すると水分とともに栄養成分や旨味が流出して臭い匂いが出やすくなるため、解凍させ過ぎないように注意しましょう。基本的に冷凍したきのこは解凍せず凍ったまま使えますが、どうしても解凍してから調理したい場合は冷蔵庫に移すか電子レンジで解凍してから使ってください。
冷凍きのこの使い方・活用レシピ
冷凍したきのこは、炒め物や煮物など様々な料理に活用することができます。ここからは、冷凍きのこを使ったおすすめのレシピを4品紹介します。
①味噌汁
冷凍きのこを解凍せずに鍋に入れて作る具沢山の味噌汁のレシピです。冷凍きのこの旨味を引き出すために、きのこを水から茹でることがポイントです。汁も残さずに飲むと、きのこから汁に流れ出た食物繊維などの栄養素を摂取することができます。