きのこの冷凍での保存方法・期間は?旨み・栄養価が上がる?解凍法やレシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】きのこを冷凍保存できるのでしょうか?実は栄養価・旨みがアップするメリットがあります。今回は、〈しめじ・まいたけ・エリンギ〉などきのこの冷凍での保存方法や期間を紹介します。冷凍きのこの活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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- きのこは冷凍保存できる?まずいって本当?
- きのこは冷凍で長期保存ができる
- きのこを冷凍すると栄養価・旨みが上がるメリットもある
- きのこを冷凍してまずくなる場合の原因
- きのこを冷凍保存する際のポイントは?日持ちするには?
- ①保存前に洗うのは避ける
- ②解凍せずに凍ったまま調理する
- ③使いやすい形でまとめて冷凍保存する
- きのこの冷凍での保存方法・期間【種類別】
- ①しめじの冷凍での保存方法
- ②まいたけの冷凍での保存方法
- ③エリンギの冷凍での保存方法
- ④えのきの冷凍での保存方法
- ⑤しいたけの冷凍での保存方法
- ⑥マッシュルームの冷凍での保存方法
- 冷凍きのこの保存期間・賞味期限の目安
- 冷凍きのこを使ったレシピのおすすめ
- ①冷凍きのことコーンのバター炒め
- ②冷凍きのこの味噌汁
- ③冷凍きのこの天ぷら
- ④冷凍きのこのパスタ
- ⑤冷凍きのこの炊き込みご飯
- きのこを冷凍で長期保存しよう
きのこは冷凍保存できる?まずいって本当?
きのこ類はさまざまな料理に使えて使い勝手のよい食材です。ここではきのこ類を使い切れなかったときに冷凍保存ができるのか、またその際に味が落ちてしまわないかについて解説します。
きのこは冷凍で長期保存ができる
きのこは冷蔵庫の野菜室や常温で保存するとすぐに傷んでしまうので、冷凍で保存することで長期間保存できます。また、水分は腐敗や臭いの原因になるため、付着している場合は拭き取りましょう。
きのこを冷凍すると栄養価・旨みが上がるメリットもある
きのこ類は食物繊維やミネラル、ビタミンなどを豊富に保持している食材で、冷凍保存すると、きのこの水分が結晶化し膨らんで細胞壁を壊し、上記の栄養素が溶け出すので栄養を吸収しやすくなります。また、栄養素だけでなく、うまみ成分も多く分泌されるので、香りも味もよくなります。
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
きのこは加熱調理の過程で解凍されていくことにより料理全体に旨みや栄養が溶け出し染み渡るので、ぜひ凍ったまま加えて調理するようにしてください。
きのこを冷凍してまずくなる場合の原因
冷凍したキノコを調理する際に、解凍したかどうかによって味に変化が出ます。きのこ類はテルペンと呼ばれる苦み成分を持ち、解凍したり長時間火で炒めたりするとテルペンがあふれ出し苦さを感じてしまいます。冷凍したきのこはそのまま調理した方が美味しく食べられるでしょう。
(*きのこを冷凍するとまずくなる原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
きのこを冷凍保存する際のポイントは?日持ちするには?
きのこは冷凍保存ができることが分かりましたが、保存方法をしっかりしておかないと、解凍後に美味しくいただくことができません。ここでは、きのこを冷凍保存する場合の日持ちさせるコツを見てみましょう。
①保存前に洗うのは避ける
きのこは洗わずに保存するのが基本であり、理由は水で洗うと風味が落ちてしまうためです。きのこに付着している汚れなどがあるときは、水分のない紙などで拭き取って保存するようにしましょう。
(*きのこを洗うことについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)