ガスパチョとは?スペイン発祥のスープ?歴史を名前の意味・語源とともに紹介!

ガスパチョとはどんな料理か知っていますか?スペイン発祥のスープ料理です。今回は、ガスパチョの名前の意味・語源や歴史のほか、種類などを紹介します。ガスパチョの基本の作り方や本場レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. ガスパチョとは?どんな料理?
  2. ガスパチョはスペイン発祥のスープ料理
  3. ガスパチョの名前の意味・語源からみる歴史
  4. ガスパチョの種類は?
  5. ①ガスパチョ・マンチェゴ
  6. ②サルモレホ
  7. ③アホブランコ
  8. ガスパチョの基本の作り方
  9. 材料
  10. 作り方・手順
  11. ガスパチョの本場の人気レシピ
  12. ①トマトのガスパチョ
  13. ②サルモレホ
  14. ③アホブランコ
  15. ガスパチョを作ってみよう

ガスパチョとは?どんな料理?

レストランやカフェのメニューに、ガスパチョと呼ばれる料理が載っていることがありますが、このガスパチョとはどのような料理なのでしょうか。ガスパチョの発祥や名前の意味および歴史について解説します。

ガスパチョはスペイン発祥のスープ料理

ガスパチョとはスペイン南部に位置するアンダルシア地方を発祥とする冷製スープのことで、現地ではスペインの代表的な料理として親しまれています。

ガスパチョはトマトやピーマン、きゅうりなどの生野菜やパンをミキサーなどですり潰すか角切りにして、オリーブオイルや酢、ブイヨンなどで調味して作るのが特徴です。ガスパチョは様々な具材を使って作るため栄養価が高く、飲む野菜サラダとも呼ばれています。

ガスパチョの名前の意味・語源からみる歴史

ガスパチョの名前は、アラビア語で濡れたパンを意味する言葉が語源である説が有力です。このほかにも、ラテン語で破片を現すGASPAやヘブライ語で細かく砕くといった意味を持つGAZAZから名付けられた説もありますが、正確な語源は明らかになっていません。なお、ガスパチョはスペイン語の言葉で、ポルトガル語ではガスパーショと表記します。

ガスパチョが初めて生み出されたのは8世紀から15世紀ごろで、当時はイスラム教徒が砕いたパンや酢、オリーブオイルを混ぜたスープを作って飲んでいました。16世紀にはコロンブスによってトマトやピーマンなどの野菜がスペインにもたらされ、19世紀には野菜を使ったガスパチョが作られるようになったと言われています。

ガスパチョの発祥の地であるスペインのアンダルシア地方は、夏場はとても気温が高くなる地域です。このような暑い地域でも栄養補給がしやすいように、冷製のガスパチョが生み出されたといった説もあります。

ガスパチョの種類は?

スペインには、最も主流な冷製のガスパチョだけでなく地域によって様々な種類があり、それぞれ材料や作り方、味の特徴が異なります。ここからはガスパチョの種類別の特徴を紹介するので、スペイン料理店で提供されていたら一度飲んでみてください。

①ガスパチョ・マンチェゴ

出典:https://cookpad.com/recipe/4914479

ガスパチョ・マンチェゴとは、スペインのなかでも寒冷なラ・マンチャ地方で作られた温かいスープのことを指します。ガスパチョ・マンチェゴは、うずらやうさぎの肉、きのこなどをハーブやにんにくとともに炒めた後に、砕いたクラッカーを加えて煮込んで作ります。

ガスパチョ・マンチェゴはスープを吸収したクラッカーがパスタに似た食感になり、スープにもとろみがつくのが特徴です。具沢山のスープなので食べ応えがあり、食べると体が温まるため冬向きのスープだと言えるでしょう。

②サルモレホ

出典:https://disseny.jp/kimama/recipe/r-card/08132.html

サルモレホはスペインのコルドバで初めて作られた料理で、一般的なガスパチョと同じ冷製スープです。サルモレホは、トマトや水に漬けたパン、にんにくなどの具材と酢やオリーブオイルなどの調味料をミキサーで攪拌して作ります。完成したスープには、きゅうりやみじん切りにした玉ねぎ、茹で卵や生ハムなどをトッピングしてから食べるのが一般的です。

サルモレホの主な材料はトマトだけなので、一般的なガスパチョよりもトマトの素材の旨味が楽しめるシンプルな味わいになっています。また、バゲットのようなハードパンを使って作るためガスパチョよりもとろみが強く腹持ちがよいので、朝食の代わりに飲んでもよいでしょう。

③アホブランコ

出典:https://ameblo.jp/pumpkincooking/entry-12517519402.html

アホブランコはスペイン南部のアンダルシア州における夏の代表的な冷製スープで、その見た目から白いガスパチョとも呼ばれています。アホブランコはにんにくやアーモンド、水に漬けたバゲットなどをミキサーでペースト状にして酢やオリーブオイルで味付けし、乾燥ぶどうやマスカットを乗せて仕上げます。

アホブランコは一般的なガスパチョのようにトマトは使わず、にんにくとアーモンドをベースに作るのが特徴です。甘酸っぱく爽やかな味わいが楽しめるうえに、にんにくによる疲労回復作用や夏バテ解消効果も期待できるでしょう。

ガスパチョの基本の作り方

ガスパチョは、身近な材料を使って家庭でも簡単に作ることができます。基本的なガスパチョを作る際の材料と作り方の手順を、ポイントを交えながら紹介します。

材料

【具材】
・トマト:1個と半分から2個
・ピーマン:1個
・パプリカ:1/4個
・きゅうり:1/2本
・玉ねぎ:1/12個
・バゲット:1切れ
・にんにく:1片
・水:50ml


【調味料】
・オリーブオイル:大さじ1杯
・シェリービネガー:大さじ1杯
・塩:小さじ1/4杯
・粉末パプリカ:小さじ1/2杯
・クミン:少々
・こしょう:少々

作り方・手順

基本的なガスパチョの作り方の手順は、以下の通りです。

【作り方】
1.きゅうりとトマトは皮を剥いて一口大の大きさに切る
2.ピーマン、パプリカ、玉ねぎ、バゲットは1cm角の大きさに切り、にんにくは細かくみじん切りにする
3.ミキサーに全ての具材を入れて20秒攪拌した後に全ての調味料を加え、再度20秒攪拌する
4.塩やシェリービネガーで味を調節し、とろみが強ければ水を加える
5.冷蔵庫に入れて冷やし、器に注いで完成

使用するバゲットは食パンやフランスパンなどで代用することができますが、いずれのパンを使う際にも内側の白い部分のみを使ってください。バゲットなどのパンを省いて作ると、とろみの少ないスープになります。また、シェリービネガーの代わりに米酢やワインビネガーを使い、生のにんにくをチューブタイプや粉末タイプのにんにくで代用してもよいでしょう。

パプリカパウダーやクミンは使わなくても作れますが、パプリカパウダーを使うと色味が鮮やかになりクミンを加えると風味よく仕上がるので、あれば使って作るのがおすすめです。器に盛り付ける前にスープを濾すと、レストランの料理のようななめらかな口当たりのスープが完成します。

ガスパチョの本場の人気レシピ

ガスパチョは材料を揃えてレシピに従って作れば、家庭でも簡単に本場のガスパチョの味を再現することができます。ここからは、本場のガスパチョの人気レシピを3品紹介します。

①トマトのガスパチョ

出典:https://cookpad.com/recipe/2622036

様々な具材をトッピングして作るトマトの冷製ガスパチョのレシピです。トマトをベースに作るため、未熟なトマトではなく旨味が強い完熟のトマトを使用して作ってください。

スペイン本場!のガスパチョ by マドリッドキッチン 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが350万品

②サルモレホ

出典:https://cookpad.com/recipe/2100923

たくさんのトマトを使った濃厚な味わいのサルモレホのレシピです。茹で卵や生ハムを乗せて仕上げると、見栄えが良くなります。濃いめに味付けして、パスタのソースとして作ってもよいでしょう。

濃厚!スペインのトマトスープ、サルモレホ by モニカinバルセロナ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが350万品

③アホブランコ

出典:https://cookpad.com/recipe/5215271

材料を全てミニサーで攪拌して簡単に作れるアホブランコのレシピです。にんにくの芽と芯は胸焼けの原因となるので、あらかじめ取り除いておきましょう。

白いガスパチョ☆アホブランコ by クックパッドスペイン 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが350万品

ガスパチョを作ってみよう

ガスパチョはトマトやきゅうりなどをペースト状にして作るスペイン生まれの冷製スープで、現地では古くから多くの人々に愛され続けている伝統料理です。ガスパチョは身近な材料を使って家庭で簡単に作ることができるので、ガスパチョを手作りして飲んでみましょう。

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