天つゆとめんつゆの違いは?相互に代用できる作り方・レシピも紹介!

天つゆとめんつゆの違いを知っていますか?代用できるのでしょうか?今回は、天つゆとめんつゆの〈味わい・使い方〉など特徴の違いをそれぞれ比較して紹介します。天つゆとめんつゆを相互に代用できる作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 天つゆとめんつゆって違いあるの?
  2. めんつゆとは?
  3. めんつゆは出汁ベースで作られた麺につけるつゆ
  4. 関西・関東でのめんつゆの違い
  5. 天つゆとは?
  6. 天つゆは天ぷらにつけるつゆ汁
  7. 天つゆと相性の良い薬味・調味料
  8. 天つゆとめんつゆの違いは結局?
  9. 天つゆとめんつゆは代用できる?それぞれの作り方は?
  10. 天つゆをめんつゆで代用する作り方・レシピ
  11. めんつゆを天つゆで代用する作り方・レシピ
  12. 天つゆとめんつゆは代用できる

天つゆとめんつゆって違いあるの?

和食店で天ぷらなどの料理を注文すると、天つゆと呼ばれるつゆが添えられて提供されることがあります。天つゆは見た目や風味がめんつゆに似ていますが、両者には違いはあるのでしょうか。天つゆとめんつゆの違いを、原材料や使い道などの観点から解説します。

めんつゆとは?

めんつゆは日本人の間では馴染み深い調味料ですが、どのような材料で作られていて何に使うものなのでしょうか。めんつゆの原材料や味の特徴のほか、地方における違いについて解説します。

めんつゆは出汁ベースで作られた麺につけるつゆ

めんつゆとは麺類のつけ汁のことで、うどんつゆやそうめんつゆ、そばつゆなどは全てめんつゆに分類される調味料です。最近ではめんつゆを麺のつけ汁として使うのではなく、煮物や炒め物などの料理の味付けに使う人も増えているようです。

めんつゆは、かつおや昆布などの出汁をベースに醤油や酒、砂糖、みりんなどを配合して作られています。めんつゆはメーカーによって使用する出汁や調味料の分量などが異なるため、商品によって味に違いがあります。そのまま使えるストレートタイプのほか水で薄めて使う濃縮タイプがあり、濃縮タイプはストレートタイプよりも味が濃いのが特徴です。

関西・関東でのめんつゆの違い

めんつゆは日本全国で使われていますが、同じめんつゆでも地方によって使用する原材料や味が異なります。関西地方のめんつゆは、昆布を基にかつお節、煮干しなどからとった出汁に薄口醤油を加えて作るのが一般的です。これに対して関東地方のめんつゆは、かつお節をベースに昆布や煮干しを合わせた出汁と濃口醬油を混ぜたものを煮詰めて作ります。

関西地方のめんつゆは薄口醤油を使っているため色味が薄く透き通っていますが、濃口醤油で作られた関東地方のめんつゆは色味が濃くなっています。また、関西地方のめんつゆが出汁の旨味が強いのに対して、関東地方のめんつゆは醤油の味が強く濃い目の甘辛い味付けが特徴です。

天つゆとは?

天つゆを常備している家庭は少なく、その使い道を知らない人も多いようです。天つゆとはどのような調味料で、何の料理に使うものなのでしょうか。天つゆの使い方や相性の良い薬味および調味料について紹介します。

天つゆは天ぷらにつけるつゆ汁

天つゆとは天ぷらをつけて食べるためのつゆ汁のことで、出汁をベースにみりんや砂糖、醤油などを加えて作られています。天つゆは天ぷらを美味しく食べるためのつゆ汁なので、薄味で出汁の旨味が効いた甘めの優しい風味が特徴です。

天ぷらの具材には魚介類や野菜など様々な食材を使いますが、天つゆはどのような食材の味も引き立てられるような味付けになっています。また、天つゆもめんつゆと同じく関西地方と関東地方では味が異なり、関西地方の天つゆは出汁と薄口醤油を使うのに対して関東地方の天つゆは醤油ベースの甘辛い味付けが主流です。

天つゆと相性の良い薬味・調味料

天つゆと相性が良い薬味や調味料は、以下の通りです。

・大根おろし
・すりおろし生姜
・紅葉おろし
・トマト

油で揚げて作る天ぷらは、衣が脂っこくそのまま食べるとくどく感じることがあります。大根おろしや紅葉おろしを混ぜた天つゆに天ぷらをつけて食べると、天ぷらがすっきりとした味わいに変わって食べやすくなります。大根おろしと梅干を合わせた梅おろしを天つゆに混ぜると、酸味が効いてより爽やかな味わいになるでしょう。

また、天つゆにすりおろした生姜を加えると、生姜のほのかな辛味がアクセントになった大人向けの風味になります。夏などの暑い季節に天ぷらを食べる場合は、天つゆに小さく切ったトマトを加えてトマトの酸味や甘みを楽しむのもおすすめです。

天つゆとめんつゆの違いは結局?

天つゆとめんつゆは似ていますが、材料の配合量や用途、味などに大きな違いがあります。めんつゆはうどんやそうめんなどの麺類に使うつけ汁であるのに対して、天つゆは天ぷらにつけるためのつゆ汁です。

めんつゆは麺類に合うように醤油の味が強い濃いめの味付けで作られていますが、天つゆは天ぷらの素材の風味を生かすために塩気は弱く出汁の風味が効いた甘めの強い味わいになっています。めんつゆに天ぷらをつけて食べると味が濃すぎて天ぷらの旨味が感じにくくなり、逆に天つゆに麺類を浸して食べると塩気が弱く物足りなさを感じることがあります。

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