カルトッチョとは?アクアパッツァとの違いは?簡単な作り方・レシピも紹介!
カルトッチョはどんな料理か知っていますか?カルパッチョと似ていますが全く違う料理です。今回は、カルトッチョの名前の由来・語源とアクアパッツァとの違いも紹介します。カルトッチョの基本の作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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カルトッチョとは?カルパッチョの仲間?
イタリア料理店などでは、カルトッチョと呼ばれる料理が提供されていることがあります。カルパッチョと名前がよく似ていますが、ここではカルトッチョとはどのような料理のことを指すのか、その特徴や名前の由来について紹介します。
カルトッチョは紙の包み焼き料理を指す
カルトッチョは、紙やアルミホイルを使って包み焼きにした料理を指します。カルトッチョの具材には、主に以下のものが使われます。
・白身魚
・貝類
・肉類
・野菜
カルトッチョにはさまざまな食材が使われますが、主に真鯛やアサリなどの魚介類とトマトやじゃがいもなどの野菜を組み合わせるのが一般的です。また、調味料にはオリーブオイルや白ワインが主に使われます。これらの食材や調味料を紙やアルミホイルで包むことで、具材が蒸し焼きにされ、柔らかい食感に仕上げることができます。
カルトッチョの名前の由来・語源
カルトッチョの名前の由来は、「紙」を意味するイタリア語の「カルタ」からきています。クッキングシートなどの紙類で具材を包み焼きにする調理法から、カルトッチョと呼ばれるようになりました。また、カルトッチョとよく似た言葉にカルパッチョがありますが、両者は全く別の料理です。
カルパッチョは薄切りにした肉や魚に、オリーブオイルなどをかけて食べるイタリア料理のことを指します。二つとも使用する具材は似ていますが、カルトッチョは蒸し焼きにし、カルパッチョは生食する点が大きな違いでしょう。
カルトッチョとアクアパッツァの違いは?
カルトッチョとよく似た料理には、イタリア料理のアクアパッツァもあります。これらの料理に違いはあるのか、次はカルトッチョとアクアパッツァの違いについて見ていきましょう。
アクアパッツァは魚介の煮込み料理を指す
アクアパッツァとは、魚介類を使った煮込み料理を意味する言葉です。アクアパッツァもイタリア語が由来であり、アクアは「水」、パッツァは「暴れる」を意味しています。アクアパッツァの調理過程で、フライパンで炒めた具材に水を加える際に、大きく油が飛び跳ねることが名前の由来になったと言われています。
アクアパッツァは具材を煮込んで作るため、カルトッチョに比べてスープが多いのが特徴です。なお、アクアパッツァの具材には、白身魚・貝類・野菜などが主に使われます。また、調味料にはカルトッチョと同じくオリーブオイルや白ワインを用いるのが一般的です。
(*アクアパッツァについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
カルトッチョの基本の作り方・レシピ
ここではカルトッチョの基本の作り方・レシピを紹介します。基本の作り方を知っておくことでアレンジもできるので、まずは基本をチェックしてみてください。
材料
・真鯛などの白身魚 3切
・あさり 15粒程度
・ムール貝 5粒程度
・エビ 4尾
・イカ 1/2杯
・ミニトマト 10個
・アスパラガス 6本
・タイム 適量
・にんにく 1片
・白ワイン 少々
・卵黄 1個分
・オリーブオイル 少々
・塩こしょう 適量