玉ねぎの皮下に緑の部分が…食べて大丈夫?変色する原因と防止法を紹介!
玉ねぎの皮を剥いたら緑色に変色していたことはありませんか?今回は、玉ねぎが緑色に変色する原因や食べても大丈夫なのかにくわえ、〈栄養面・食感〉など白い部分と比較して紹介します。玉ねぎの緑の部分も美味しく食べられる料理レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- 玉ねぎの皮下に緑の部分が…食べて大丈夫?
- 玉ねぎの一部が緑に変色する原因は?
- 玉ねぎが緑色になるのは光合成が原因
- じゃがいもと違い毒性があるわけではないので食べて大丈夫
- 玉ねぎの緑の部分は栄養面のメリットも?デメリットはある?
- 玉ねぎの栄養素「ケルセチン」が豊富
- ただし緑の部分の食感は白い部分に劣る
- 玉ねぎの真ん中・芯が緑に変色した場合は?食べて大丈夫?
- 玉ねぎの真ん中・芯の緑色は「芽」
- 玉ねぎの一部が緑に変色するのを防ぐには?
- 玉ねぎが直射日光にあたらない場所で保存しよう
- 玉ねぎの緑色の部分も美味しく食べれる料理レシピ
- ①玉ねぎ丸ごとスープ
- ②新玉ねぎと手羽元の煮込み
- ③スペアリブ煮込み
- 玉ねぎに緑の部分があっても大丈夫!
玉ねぎの皮下に緑の部分が…食べて大丈夫?
玉ねぎの皮を剥くと皮下が緑色に変色していることがありますが、食べても大丈夫でしょうか。ここでは玉ねぎが緑色になる原因と、食べても大丈夫かどうかなどを紹介していきます。料理に使う頻度が比較的高めのたまねぎですが、正しい保存方法についても紹介していくので参考にしてください。
玉ねぎの一部が緑に変色する原因は?
まずは、玉ねぎが緑色に変色する原因について見てみましょう。緑色に変色と言っても、一部分だけが緑色になっていることが多いようですが、原因は何でしょうか。同じく緑色に変色するじゃがいもとの違いについても触れながら説明します。
玉ねぎが緑色になるのは光合成が原因
玉ねぎが緑色になる原因は、玉ねぎが日にあたることで光合成をおこない葉緑素が作られるためです。玉ねぎは植物の球根部分にあたり、畑で栽培されている段階では土の中にあるため日があたらず白い状態になっています。しかし、土から掘り起こして日に当てることによって葉緑素が作られ緑色に変色します。
玉ねぎの上の部分が良く変色しているのは、上の部分は栽培時に日に当たりやすいうえに皮が薄くなっていることが多いためです。
じゃがいもと違い毒性があるわけではないので食べて大丈夫
緑色に変色した玉ねぎに含まれる葉緑素は、緑色の野菜に多く含まれている成分で毒性があるわけではないので食べても大丈夫です。
放置しておくと緑色に変色する野菜は、玉ねぎのほかにじゃがいもが挙げられます。じゃがいもが緑色になる原因は、日があたると実の中に入っているソラニンやチャコニンが増加して緑色に見えるようになるためです。ソラニンやチャコニンは、玉ねぎの葉緑素と違って毒性があるので食べないようにしましょう。
(*じゃがいもの変色について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
玉ねぎの緑の部分は栄養面のメリットも?デメリットはある?
玉ねぎの緑色の部分の栄養は、白い部分と比べて変化するのでしょうか。食べても特に問題はないようですが、ここでは食感や味の変化などデメリットについても紹介します。
玉ねぎの栄養素「ケルセチン」が豊富
玉ねぎにはケルセチンと呼ばれる成分が豊富に含まれており、特に緑色になった部分に多く含まれているようです。このケルセチンには以下のような効果が期待できます。
・心筋梗塞の予防
・動脈硬化の予防
・抗酸化作用
玉ねぎと摂ると血液がサラサラになるという話は有名ですが、ケルセチンを摂ることでより効果が得やすくなります。その抗酸化作用からアンチエイジングにも役立つとされているので、年齢に伴う変化が気になる場合は緑色の部分を積極的に食べるようにしましょう。
ただし緑の部分の食感は白い部分に劣る
玉ねぎの緑色の部分は、白い部分に比べてしんなりして固くなっていることが多いため、生食や炒めものにはおすすめはしません。後ほど詳しいレシピを紹介しますが、緑色の部分は煮込み料理やスープにするのが柔らかくなるので良いでしょう。なお、ケルセチンは加熱すると水に溶けだすので、効果を得たいならできるだけ汁ごと食べるのがポイントです。
Twitterの口コミ
玉ねぎを切ってて気付いたんだけど
この一枚はそのまま食べればいいのか、それとも捨てていいのか迷う一枚って必ず出てこない?
茶色い部分のすぐ下の一枚
下の白い部分は固いけど、上の緑っぽい部分は微妙にしんなりしてる奴
微妙にだから食えば全然食える
で、その下からは全部シャキシャキしてるの