缶コーヒーの賞味期限切れはいつまでOK?表示の見方は?腐敗の見分け方も紹介!
缶コーヒーの賞味期限の目安を知っていますか?賞味期限表示の正しい見方はあるのでしょうか?今回は、缶コーヒーの賞味期限を〈未開封・開封後〉別に比較して、<半年・1年・3年・5年>別に期限切れでもいつまで飲めるのかを口コミとともに紹介します。腐った場合の見分け方や期限切れを飲む際の注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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缶コーヒーの賞味期限は長い?短い?
手軽に購入することが出来て一息つく場面にもよく利用される缶コーヒーですが、賞味期限はどのくらいあるのでしょうか。ここでは、缶コーヒーの賞味期限の記載場所や見方を詳しく解説します。
缶コーヒーの賞味期限の記載場所・見方
出典: @nkrrnet
缶コーヒーの賞味期限は缶の底部分に表示され、賞味期限のほか製造工場の情報なども表示しています。上記の画像の缶コーヒーの賞味期限は、2016年の10月21日までを表しています。商品によっては2016.9など年と月だけの表示がされていることがありますが、この場合の賞味期限は2016年9月末日までです。
最近では消費者に美味しく安全に飲んでもらうために、賞味期限の年月日表示を前倒しにした年月表示に切り替わってきているようです。
缶コーヒーの賞味期限はどれくらい?
家庭でも職場でもよく飲まれる缶コーヒーですが、賞味期限の長さはどのくらいなのでしょうか。ここでは、缶コーヒーの賞味期限と、劣化することなくおいしく飲むことのできる期限を紹介します。また、保存状態による賞味期限の違いも解説するので参考にしてください。
缶コーヒーが未開封なら1〜3年程度
缶コーヒーの賞味期限は未開封の状態で、製造日からだいたい1~3年程度と言われています。缶コーヒーは密閉状態のため、外部から劣化の原因となる雑菌や空気が入らないことで長期の保存が可能です。
なお、缶コーヒーの食品添加物に乳化剤が含まれている場合、賞味期限がもう少し長く表示されていることもあります。これは乳化剤がコーヒーから発生する油を抑制し、浮遊物や雑菌の増殖を抑える役割があるからです。
缶コーヒーが開封後なら1〜3日程度
缶コーヒーを開封した場合、冷蔵庫など温度の低い場所で保存をすれば1~3日程度は飲むことができます。しかし、缶コーヒーに口をつけて飲んでしまった場合は唾液から細菌が入り込み劣化や腐敗が早まる可能性があるため、すぐに飲みきるようにしましょう。すべて飲めないような状態であれば、コップなどに移すようにしてください。
缶コーヒーがホットの場合は賞味期限が短いため注意しよう
缶コーヒーの中でも、ホットで加温を継続しているものに関しては賞味期限が切れやすいため注意しましょう。常温で保管した缶コーヒーが約1年~3年飲めるのに対し、ホットの缶コーヒーは約2週間程度で賞味期限が切れてしまいます。
それは、自動販売機や保温庫で加熱を続けることで、缶コーヒー自体に加熱劣化が生じてしまうためです。加温を継続していると、缶コーヒーのミルク成分が分離しやすくなるほか、缶の中で酸化が進んでしまうことで劣化が進みます。
缶コーヒーの賞味期限切れはいつまで飲める?半年・1年はNG?
缶コーヒーに表示されている賞味期限が切れていた場合は、もう飲むことができないのでしょうか。ここでは缶コーヒーの賞味期限の定義と、問題なく飲める状態などを詳しく紹介します。
賞味期限の定義
賞味期限とは、未開封の状態であれば品質が変わらずおいしく食べられる期限のことです。缶コーヒーの賞味期限が多少過ぎても、中身を確認してみて腐っていなければ飲むことができます。消費期限は、期限の日まで劣化せず安全に食べられる状態のことをさし、検査結果をもとに保存しても品質に問題ない経過時間に安全係数の0.7を乗じて設定しています。