ハンバーグに入れる塩分量の割合は?どんな役割?塩コショウの場合も紹介!
ハンバーグに入れる塩の量や役割を知っていますか?今回は、ハンバーグに入れる塩・塩コショウの割合を表で紹介し、役割や美味しく作るコツについても紹介します。量を間違えた・入れすぎたときの対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ハンバーグに入れる塩の量は?
ハンバーグは、適切な分量の塩を入れることが美味しく仕上げるコツです。まずは、ハンバーグにどのくらいの塩を入れれば良いのかを見ていきましょう。塩コショウを使う場合の分量も併せて紹介するので、参考にして下さい。
ハンバーグの塩分量の割合は全体の0.8~1%が適切
塩の量 | 塩コショウの量 | |
ひき肉200g | 1.6g〜2g | 2g〜2.4g |
ひき肉300g | 2.4g〜3g | 3g〜3.6g |
ひき肉400g | 3.2g〜4g | 4g〜4.8g |
ひき肉500g | 4g〜5g | 5g〜6g |
ひき肉600g | 4.8g~6g | 6g〜7.2g |
上記は、ハンバーグに入れる塩や塩コショウの適量を表したものです。ハンバーグを作る際は、ひき肉の分量に対して0.8~1%の塩を入れましょう。塩コショウの場合は塩の含有量が少ないため、ひき肉に対して1~1.2%が適量となります。
なお、塩加減はハンバーグのタネに玉ねぎや卵などのつなぎになる材料を入れる場合は0.8%、ひき肉だけで作る場合は1%を目安にして下さい。また、ひき肉だけでハンバーグを作る場合は塩気が強く仕上がるため、ソースを薄味にして調節しましょう。
ハンバーグに入れる塩の役割とは?なぜ入れる?
ハンバーグに塩を入れるのは、下味を付けるためだけではありません。ここでは、ハンバーグに入れる塩の役割について紹介します。
ハンバーグに入れる塩は「つなぎ」の役割を果たす
ハンバーグに塩を入れる理由は、ひき肉のタンパク質同士を決着させるつなぎの役割を果たすためです。ひき肉にはアクチンとミオシンと呼ばれる塩溶性のタンパク質が含まれていますが、これらは塩の存在下でこねることで粘りが増し、タンパク質同士が結合します。
また、アクチンとミオシンは結合すると網目構造を形成するため、肉汁を閉じ込めてハンバーグをシューシーに仕上げる効果もあります。ハンバーグを作る際は、塩を入れて粘りが出るまで十分にこねると、タンパク質同士がしっかり結合して美味しく仕上がるでしょう。
(*ハンバーグのつなぎの役割について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ハンバーグに塩の量を間違えて入れすぎたときの対処法は?
ハンバーグに間違えて塩を入れすぎてしまった際は、以下の方法で対処できます。
・ひき肉の分量を増やす
・ひき肉以外の材料を増やす
・ソースの味付けを薄くする
塩を入れすぎた時は、塩の割合が1%前後になるようにひき肉の分量を調節しましょう。ひき肉のストックがない場合は、玉ねぎなどの材料を増やすことで、塩気を薄くすることができます。ただし、卵の分量を増やすと固い仕上がりになってしまうので注意しましょう。また、ハンバーグにかけるソースを薄味に仕上げて、塩気を目立たなくする方法もおすすめです。
ハンバーグを美味しく作るコツは?
ハンバーグを美味しく作るには、塩を適量入れる以外にも方法があります。ここでは、美味しいハンバーグを作るコツを紹介します。