アピオス(ほど芋)とは?栄養価や効能は?食べ方・料理レシピや味・旬など特徴も紹介!
アピオス(ほど芋)を知っていますか?小さいじゃがいものような見た目の野菜です。今回は、アピオスの(味わい・見た目)など特徴や旬・収穫時期や主産地を紹介します。食べ方・レシピ・保存方法や通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
アピオスにはカルシウムも豊富に含まれていて、じゃがいもやさつまいもの数倍にもなります。カルシウムは骨の形成にかかわったり、神経の安定にもかかわったりしている栄養素です。不足するとイライラしやすくなるほか、骨粗しょう症になる場合もあり、毎日の食事でしっかり摂取する必要があります。
日本人はカルシウムが不足しがちだといわれているので、アピオスを上手に取り入れてカルシウム不足を補いましょう。(※3)
③イソフラボン
アピオスはじゃがいものような見た目ですが、マメ科の植物なので、大豆と同じイソフラボンも豊富です。イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンとよく似た働きをすることで知られていて、更年期障害の予防などに効果が期待できます。美肌にもよい栄養素で、肌を若々しく保つのも効果的です。
また、エストロゲンが減少すると骨が弱くなることも知られているので、アピオスは骨を丈夫にしたいときにも役立ちます。カルシウムも豊富なアピオスは、効率よく骨を強くできる野菜と言えるでしょう。
④タンパク質
アピオスにはタンパク質も豊富に含まれていて、その量はじゃがいもやさつまいもの何倍にもなります。タンパク質は身体を作るのに欠かせない栄養素のひとつでアピオスは大豆と同じように効率よくタンパク質を摂取できる野菜です。さらに、アピオスには血圧高作用があるペプチドも豊富で、高血圧予防にもよいでしょう。(※4)
⑤食物繊維
食物繊維は、便秘や腸内環境を改善することで知られる栄養素のひとつで、アピオスにもたくさん含まれています。食物繊維を含む食品を食べると、血糖値の急上昇も抑えられ、糖尿病の予防効果も期待できます。また、食物繊維はコレステロール値を下げる効果もあり、様々な生活習慣病の予防に役立つ栄養素です。
カロリーも高いので、食べ方には工夫も必要ですが、上手に取り入れれば便秘も改善し肥満対策にも役立ちます。(※5)
⑥サポニン
いろいろな食品に含まれるサポニンは、名前を聞く機会も多いですが、実はAグループとBグループに分けられます。アピオスにはBグループのサポニンが含まれていて、主に老化防止や新陳代謝の活性化に役立つのでアンチエイジング対策におすすめです。アピオスには、ほかにも抗酸化力があるビタミンEやビタミンCが豊富で、若々しい体作りに役立ちます。
アピオスの旬・収穫時期や主産地は?
アピオスはスーパーで見かけることは少ないですが、産地はどこなのでしょうか。ここでは、アピオスの主な産地や旬の時期などを詳しく説明します。
アピオスの旬・収穫時期は11月〜翌3月
アピオスは自然薯などと同じように4月頃に植えてつるを伸ばし、夏に花を咲かせる植物です。収穫時期は秋が深まる11月頃で、掘り起こさなければそのまま土の中で越冬できるため、翌年の3月頃まで収穫できます。
アピオスの主産地は青森県
アピオスの栽培地域は少しずつ増えていますが、最も栽培に力を入れているのは青森県です。青森県は全国でもトップクラスの主産地で、ほかには千葉県大多喜町や秋田県、高知県なども栽培しています。
アピオスの美味しい食べ方・料理レシピは?花まで美味しい?
アピオスは小さなじゃがいものような見た目をしていますが、食べ方もじゃがいもによく似ていて蒸したり、素揚げしたり、塩ゆでにしたりして美味しく食べられます。ここでは、アピオスを使った美味しいレシピを紹介するので、参考にしてください。