フレンチプレスでの紅茶の淹れ方は?コーヒーと兼用OK?美味しくなるコツを紹介!
フレンチプレスは元々紅茶を淹れる器具ではないと知っていますか?今回は、フレンチプレスでの紅茶の淹れ方や、コーヒーと兼用できるかを紹介します。このほか、紅茶を淹れる際のティープレスのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- フレンチプレスで紅茶は淹れられる?
- フレンチプレスは元々コーヒー用の器具
- フレンチプレスで紅茶を淹れることは可能
- フレンチプレスで紅茶とコーヒーは兼用していい?
- フレンチプレスで紅茶とコーヒーの兼用はおすすめしない
- フレンチプレスでの美味しい紅茶の淹れ方・ポイントは?
- フレンチプレスでの紅茶の淹れ方・手順
- より美味しい紅茶にするためのポイント
- 紅茶を淹れる際はティープレスの方がおすすめ!
- ティープレスとフレンチプレス(コーヒープレス)の違い
- 紅茶を淹れる際のティープレスのおすすめ商品
- ①ボダム アッサム ティープレス 500ml ブラック(3900円)
- ②ハリオ ハリオール・ブライトN(2750円)
- フレンチプレスで紅茶を淹れる際はコツを踏まえよう
フレンチプレスで紅茶は淹れられる?
フレンチプレスとはガラス製の筒状の抽出器具で、元々は紅茶を淹れる器具ではありません。そんなフレンチプレスで、紅茶を淹れることは可能でしょうか。今回は、フレンチプレスで紅茶を淹れられるのかどうか、紹介します。
フレンチプレスは元々コーヒー用の器具
フレンチプレスは元々、コーヒーの抽出用にフランスで生産された器具です。しかし日本では輸入した際に紅茶メーカーが、紅茶を淹れる器具として販売したため、コーヒーではなく紅茶用として定着しました。そのため日本では、フレンチプレスで淹れた紅茶を提供する飲食店が、現在でも多く存在します。
フレンチプレスで紅茶を淹れることは可能
元々はコーヒー用の器具ですが、ポイントを押さえて使えば、フレンチプレスでも紅茶を淹れることができます。しかしフレンチプレスで紅茶を淹れると、茶葉から渋みが出てしまうというデメリットも生じるため、注意が必要です。コツを知っておけば、フレンチプレスでも美味しく淹れることができるため、ポイントを押さえておきましょう。
フレンチプレスで紅茶とコーヒーは兼用していい?
フレンチプレスで紅茶を淹れることができるのであれば、紅茶とコーヒーで兼用しても良いのかと考えることもあるでしょう。一つのフレンチプレスを紅茶とコーヒーで、兼用しても良いのかどうかを紹介します。
フレンチプレスで紅茶とコーヒーの兼用はおすすめしない
紅茶とコーヒーを淹れる際に、フレンチプレスを兼用することはおすすめしません。その理由は以下の通りです。
・香りが移る
・紅茶の色味や風味が変わってしまう
紅茶もコーヒーも独特の香りを持ち、香りを感じることも飲む際の楽しみの一つです。フレンチプレスを兼用することで、一方の香りがもう一方に移り、香りを楽しむことが出来なくなります。また、コーヒーの方が紅茶よりも色味が濃く風味も強いため、紅茶の色味が変わってしまったり、コーヒーの苦みが紅茶に混じってしまったりもするため、兼用はおすすめしません。
しかしフレンチプレスは金属フィルターを使っているため、しっかり洗うことで色味や風味は落とせます。紅茶とコーヒーでフレンチプレスを兼用する場合は、必ず丁寧に洗浄しましょう。
フレンチプレスでの美味しい紅茶の淹れ方・ポイントは?
フレンチプレスでも、正しい手順とポイントを押さえることで、美味しい紅茶を淹れることが可能です。フレンチプレスで紅茶を淹れる場合の手順と、美味しく淹れるコツを紹介します。
フレンチプレスでの紅茶の淹れ方・手順
フレンチプレスでの紅茶の淹れ方の手順は、以下の通りです。
①汲みたての水道水を沸騰させる
②フレンチプレスとカップにお湯を注ぎ、温める
③フレンチプレスとカップに入れたお湯を捨てる
④茶葉の計量をし、フレンチプレスの中に入れて熱湯を素早く注ぐ
⑤蓋をして茶葉を蒸らし、フィルターを湯面の上にセットしておく
⑥蒸らし時間が終了したら、フィルターをゆっくり押し下げる
⑦カップに注ぎ、完成
茶葉の分量と蒸らし時間、沸騰させたお湯を使用するという点は最低限守るべきポイントです。蒸らし時間は細かい茶葉で2分半~3分、大きい茶葉は3分~4分が目安ですが、使用する茶葉のパッケージに蒸らし時間が表記されていることもあります。
また、フィルターを下げるときに力強く押し込むと、茶葉が絞られたようになり渋みやえぐみが出てしまいます。フィルターはゆっくりと優しく押し下げるのが、美味しく仕上げるコツです。
より美味しい紅茶にするためのポイント
次に、フレンチプレスでより美味しい紅茶を淹れるポイントを紹介します。
・熱湯を使い、容器の中で茶葉をジャンピングさせる
・フィルターを最後まで押さない
・抽出後、紅茶を別のポットに移す
ジャンピングとは、ティーポット内で起こる茶葉の上下運動のことで、深い味わいと香りのある紅茶に仕上がります。空気を含んだ新鮮な熱湯を使うことで、上手に茶葉のジャンピングを起こせます。また、フィルターは最後まで押してしまうと、茶葉同士が潰れて雑味が出てしまうため、隙間を少し開けるようにしましょう。