塩・梅昆布茶の作り方は?粉末も自家製で簡単?アレンジレシピも紹介!
【料理ブロガー監修】昆布茶の作り方を知っていますか?ダイエット効果がある成分が含まれ、飲み物におすすめです。今回は、塩・梅昆布茶やミルを使った粉末昆布から作る昆布茶の簡単な作り方・レシピを紹介します。昆布茶を使ったアレンジレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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昆布茶とは?飲むとダイエット効果あり?
近年、昆布茶にダイエット効果があると注目されています。昆布茶は高齢の方が飲んでいるイメージがありますが、どのような飲み物なのでしょうか。ここでは昆布茶の成分と、飲むことで得られる効果を紹介します。
昆布茶の成分と効果・効能
昆布茶には以下の成分が含まれています。
・グルタミン酸
・フコキサンチン
・フコイダン
昆布茶は乾燥した昆布の粉末に、塩や砂糖を加えてお湯に溶かした飲み物です。料理では昆布から出汁をとるように、昆布には多くの旨味成分が含まれており、グルタミン酸もそのひとつです。フコキサンチンとは昆布の色素成分のひとつであり、体に脂肪が蓄積されるのを抑えたり、身体に蓄積されている脂肪を燃焼させるのを助ける働きがあります。
フコイダンとは昆布に含まれる水溶性食物繊維のひとつです。フコイダンが腸内で発酵して腸内細菌を増やすことで、腸のはたらきを整える、体内のコレステロールを排出する、などのはたらきがあります。
ただ昆布茶と欧米の「コンブチャ」とは別物
コンブチャは欧米のファッションモデルが愛用していることから、近年ブームになっている飲み物です。紅茶や緑茶に砂糖を加えて、乳酸発酵させた甘酸っぱい飲み物です。発酵により、キノコのような白く分厚い膜ができるため、紅茶キノコとも呼ばれています。昆布茶とコンブチャは同じ発音ですが、コンブチャに昆布は入っておらず、まったく別の飲み物です。
昆布茶の作り方・レシピは?粉末も簡単に手作り?
ダイエット効果も期待できる昆布茶は、家庭で手作りすることができるのでしょうか。ここでは市販の塩昆布を使った昆布茶や、昆布を粉末にして作る昆布茶などの作り方を紹介します。
①塩昆布茶
市販の塩昆布を使う昆布茶の材料と作り方は、以下の通りです。
【材料1人分】
塩昆布:10cm程度を5〜6本
熱湯:湯呑み1杯分
【作り方】
①湯呑みに塩昆布と、熱湯を少量入れて2分待つ
②残りの熱湯を注ぐ
料理やおにぎりに使って、少しだけ余っている塩昆布を使って作れる昆布茶です。最初に抽出する時間を長くすると濃い昆布茶になるので、好みの濃さに調整して飲んでください。
②梅昆布茶
梅昆布茶の材料と作り方は、以下の通りです。
【材料1人分】
出汁用昆布:2cm角程度
大きめの梅干し:1個
ほうじ茶:湯呑み1杯分
【作り方】
①昆布をトースターで軽く炙る
②湯呑みに①の昆布と梅干し、熱々のほうじ茶を加える
出汁用昆布と梅干しを使うことで、梅昆布茶を簡単に作ることができます。昆布をトースターで炙って、海藻の臭みを取ることが美味しい昆布茶を作るポイントです。
③粉末昆布から作る昆布茶
昆布を粉末にして作る昆布茶の材料と作り方は、以下の通りです。
【材料1人分】
出汁用昆布:適量
緑茶の茶葉:適量
食塩:適量
【作り方】
①出汁用昆布と緑茶の茶葉をフライパンで軽く炒る
②2cm角程度に切った①の昆布、茶葉、食塩を合わせて20~30秒ミルにかける
③湯呑みに②を適量入れて熱いお湯を注ぎ、よく混ぜる
家庭にミルがあれば、粉末の昆布茶を手作りすることができます。一度にたくさん作って常備しておけば、いつでも好きなときに自家製昆布茶を飲むことができます。緑茶の茶葉は、炒りすぎてほうじ茶にならないように注意してください。