ローストビーフの失敗する原因と対処法|固い・生にならない作り方やリメイク術を紹介!

ローストビーフで失敗したことはありませんか?今回は、ローストビーフの失敗例と原因を〈生焼け・固い〉場合別にそれぞれ防止策とともに紹介します。ローストビーフの失敗時の対象法・リメイク術も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ローストビーフで失敗したくない…!
  2. ローストビーフの失敗例と原因①固い・噛みきれない
  3. 原因①焼き過ぎ・火の通し過ぎ
  4. 原因②肉の切り方
  5. 原因③肉汁の流出
  6. ローストビーフの失敗例と原因②生焼け
  7. 原因①肉の温度が室温に戻ってなかった
  8. 原因②予熱時間が足りない
  9. ローストビーフで失敗した際の対処法・リメイク術は?
  10. ①生焼けの場合は湯煎などで再加熱すればOK
  11. ②固い場合は煮込み料理にリメイクするのがおすすめ
  12. ローストビーフで失敗しない作り方・レシピを知っておこう
  13. 材料
  14. 作り方・手順
  15. ローストビーフの失敗を防ごう!

ローストビーフで失敗したくない…!

お祝い事やおもてなしの際にローストビーフを作る際に、失敗した経験がある人も少なくありません。ローストビーフには色々な作り方があり、温度や加熱時間の違いによって生焼けになったり肉が硬くなったりして失敗する場合もあります。ここではローストビーフの失敗の原因と対処法を紹介するので、参考にしてください。

ローストビーフの失敗例と原因①固い・噛みきれない

完成したローストビーフを食べた時に、固かったり噛み切れなかったりすることがあります。ここではローストビーフの肉が固い、あるいは噛み切れない場合の原因と対処法を3つ紹介します。

原因①焼き過ぎ・火の通し過ぎ

ローストビーフの肉が固いか噛み切れないのは、肉を焼き過ぎていることが原因である可能性が高いです。正しく焼き上げたローストビーフは、切った時に中身がロゼと呼ばれるバラ色の状態に仕上がります。

しかし、肉が赤いことで生焼けを心配し、肉を高い温度で再度加熱したり長めに加熱したりすると、火が通り過ぎて肉のタンパク質が固くなる原因に繋がります。このような失敗を防ぐためには、レシピに記載されている温度と加熱時間を守るほか、調理用の温度計を使用してこまめに肉の温度を測ることが重要です。

原因②肉の切り方

ローストビーフは肉の切り方によって繊維が残り、肉が固く噛み切れない状態になることがあります。ローストビーフを切る際に、肉の繊維に対して包丁が垂直になるように切ると柔らかい食感に仕上がります。

また、ローストビーフを分厚く切ると硬く感じるため、2mmから3mmほどの厚さになるように切ってください。この際によく研いだ包丁で押切りすると、より簡単に薄く切ることができます。ローストビーフを切る際に包丁を前後に動かしすぎると肉が崩れやすくなるため、包丁を1回から2回程度動かして切りましょう。

(*ローストビーフの切り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ローストビーフの上手な切り方|薄く切る裏ワザ・コツはある?包丁のおすすめも紹介!

原因③肉汁の流出

オーブンで焼いたローストビーフの肉が固いあるいは噛み切れない失敗は、肉汁の流出が原因である可能性が高いです。肉に含まれるタンパク質は50℃から60℃の環境の下で固まる性質があり、その結果繊維が収縮して肉汁が絞り出され肉の外へと流出します。肉汁が流出すると肉から水分が抜けて乾燥し、固くなります。

加熱する温度が高いほど肉汁が抜けやすくなるため、ローストビーフを焼く際のオーブン内の温度は適正に保つようにしましょう。また、焼き上がった直後にローストビーフを切ると、肉汁が流出しやすくなります。ローストビーフを切る際には、手で触れられる温度まで冷ましてから切ると肉汁の流出を抑えることができます。

ローストビーフを柔らかくする方法は?安い肉でもできる?切り方のコツも紹介!

ローストビーフの失敗例と原因②生焼け

ローストビーフは主に3通りの焼き加減があり、焼き加減によって肉の中心温度は以下のように異なります。

・レア/54℃程度
・ロゼ/55℃から59℃
・ミディアム/60℃程度


ローストビーフを加熱して表面の肉の色が変わっても、中心温度が上がりきっていなければ生焼けとなり失敗してしまいます。ここでは、ローストビーフが生焼けになる原因と対処法を2つ紹介します。

(*ローストビーフの中心温度について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ローストビーフの中心温度の基準は?食中毒を防ぐには?正しい測り方も紹介!

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