梅酢の保存方法・期間は?賞味期限はいつまで?煮沸消毒の方法や容器のおすすめも紹介!
【三常農園監修】梅酢の保存方法・期間を知っていますか?賞味期限はいつまででしょうか?今回は、梅酢の正しい保存方法や<常温・冷蔵>別の賞味期限・期間の目安に加え、保存容器のおすすめを紹介します。容器の煮沸消毒の方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
梅干しは長期間の保存ができる食品ですが、梅酢はどのくらいの賞味期限があるのでしょうか。ここでは、梅酢をすぐに使い切れない場合の保存期間の目安を紹介します。
梅酢は5〜6年程度持つ
塩分濃度が20%前後の梅干しから出た梅酢は、清潔な容器や適切な場所で保存すれば常温でも5~6年程保存することができます。より長持ちさせたい場合は蓋の開け閉めの頻度に気を配り、冷蔵保存も活用しましょう。しかし、梅干しを作る際に減塩した場合は、必ず冷蔵で保存して半年~1年以内に使い切るようにしてください。
梅酢が腐った場合の見分け方
以下は、保存していた梅酢が腐った時の特徴です。
・梅酢の色が濁っている
・変な色に変わっている
・変な臭いがする
・味が変わった
梅酢が腐ると濁ったりカビが生えて変な色に変わったりと、見た目に変化が現れます。一度カビが生えてしまうと梅酢全体に毒素が回っているので、取り除いて食べたりせずに処分するようにしましょう。見た目が変わらなくても臭いや味に違和感を感じた時には、食べることはおすすめできません。
朝日晃
三常農園
悪くなってしまった時には、大体五感で察知するものです。少しでも怪しいと思われた時には、迷わず処分しましょう!
梅酢の使い道には何がある?
以下は、梅酢の使い道の一例です。
・料理
・うがいや喉スプレー
・まな板の消毒や水垢の掃除
酸味や塩気がある梅酢は飲み物や料理に使えるだけでなく、生活に活用できる食材です。梅酢には梅干し同様に強い殺菌効果があり、うがいや喉にスプレーすると風邪予防や喉の調子が悪い時にも効果があります。まな板に魚や肉の臭いが付いてしまった場合は梅酢の原液をかけると臭いが消え、取れにくい水垢も綺麗に汚れを落とすことができます。
梅酢の活用レシピを紹介!
常温や冷蔵での長期保存ができる梅酢は料理に使うと味が引き締まり、隠し味としてもおすすめの調味料です。ここでは、梅酢を使ったおすすめのレシピを紹介します。
①柴漬け
ナスやきゅうりなどの夏野菜とみょうがを使った柴漬けは、歯ごたえの良い食感で箸休めとしても最適なレシピです。塩分濃度が高い梅酢で作る場合は、みりんを多めに加えると良いでしょう。冷蔵庫で2週間程保存できるため、作り置きのレシピとしてもおすすめです。
②梅酢ドレッシング
辛味が強い玉ねぎは、電子レンジで加熱する事で辛味が消えるので是非試してみて下さい。すりごまやはちみつが入っているので、梅酢の酸味がまろやかになり子供も美味しく食べることができます。