金柑の旬・収穫時期はいつ?たまたまなど種類や選び方を紹介!
【野菜ソムリエ監修】金柑の旬の時期を知っていますか?今回は、金柑の旬の時期や主産地・生産量にくわえ、新鮮な金柑の選び方も紹介します。良く目にしても、なかなか知る機会の少ない金柑の栄養価や食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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金柑の旬の時期・季節はいつ?
のどを痛めてしまった時に、のど飴やシロップなどでよく使われる金柑ですが、実際にはどのような栄養価や食べ方があるのでしょう。今回は、金柑の種類や美味しいレシピを詳しく説明していきます。
金柑の旬の時期・季節は冬(1月中旬〜3月中旬)
金柑の旬は、1月中旬から3月中旬と言われていますが、温室栽培の物は11月下旬から手に入ります。金柑は、主に温室・ハウス・路地の3つの栽培方法があり、路地栽培の物は1~3月が収穫期となります。金柑がもっとも美味しい時期を迎えるのは、1月中旬~3月上旬と言われているので、2月頃が最盛期です。
(*金柑など冬の果物について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
金柑の主産地・生産量
金柑の主産地は九州地方が多く、国内生産の上位5位までを占めており、特に宮崎は生産量の70%を占めています。次いで、鹿児島や熊本などがランクインしており、暖かい気候で育つ果物なのが分かります。
1位 宮崎県:2.673トン
2位 鹿児島県:853トン
3位 熊本県:88トン
4位 和歌山県:66トン
5位 佐賀県:60トン
※ここで紹介しているのは果物情報サイト、果物ナビの情報で2015年のものです。
温室栽培やハウス栽培の技術の発展で、本来の旬よりも長く金柑を楽しめるようになりました。露地栽培の金柑は1月下旬から収穫し始めるので、時期をずらして栽培法が異なる金柑を楽しむのも良いでしょう。
金柑の地域別のブランド品種は?
金柑にも特徴があり、甘みが強いもの、酸味が少ないもの、苦みが抑えられたものと沢山の種類があります。産地によっても味の特徴があるので見ていきましょう。
①たまたま【宮崎】
産地が宮崎県で温室栽培している金柑で、加工用に比べ実が大きめで甘いので生のまま食べることを目的に開発されました。糖度が16度以上もあり、その甘さはメロン並みです。表皮も柔らかく、丸かじりする食べ方が一番適しているブランド金柑です。
平田麻奈美
野菜ソムリエ
「たまたまエクセレント」というプレミアムタイプもあるそうですよ!なんと糖度は18度、3・3センチ以上の大玉だけが規格をクリア。一度食べてみたいですね。
②ぷちまる【和歌山】
和歌山県で収穫量が多い品種で、ぷちまるは種が無く、果実も小ぶりで8~20gほどの可愛らしい金柑です。皮に甘みがあり、スナック感覚で皮ごと食べられ、糖度は最高の21度もある果実です。1本で実がなり、寒さに強く、育てやすいので家庭菜園用としても人気があります。