きゅうりの皮をむくメリット・デメリット|栄養価・むき方やレシピのおすすめを紹介!
きゅうりの皮をむくか、むかないか悩んだことはありませんか?今回は、きゅうりの皮をむくメリット・デメリットやむく人・むかない人の口コミに加え<しましま>など皮のむき方を紹介します。きゅうりの皮の栄養素や皮で作れるレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
①β-カロテン
きゅうりの皮の緑色など、緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAに変換され、目や皮膚を健康な状態に保つのをサポートします。さらにビタミンAは抗酸化力も強く、アンチエイジング効果も期待できるので、美肌にも役立ちます。
②カリウム
きゅうりの皮にはカリウムも豊富に含まれていて、むくみ予防や高血圧の予防を助けます。カリウムは体内のナトリウム濃度を調節し、細胞浸透圧の調整を行うので、余分なナトリウムを排出して水太り解消にも役立ちます。
慢性的な高血圧には塩分の取りすぎも原因にあげられているので、カリウムが豊富なきゅうりの皮を食べることで適切に塩分を排出し、高血圧予防や改善も期待でき、おすすめです。
③ビタミンK
きゅうりの皮には主に骨の形成に関わるビタミンKも豊富に含まれています。ビタミンKは骨の中にあるたんぱく質を活性化させ、骨を健康に保ち、骨粗しょう症の予防にも役立ちます。また、ビタミンKは血液の止血にもかかわっているビタミンで、通称は「止血のビタミン」です。
④ビタミンC
ビタミンCは抗酸化力が強く、活性酸素の除去にも効果的です。日焼け後のシミを予防する効果もあり、美肌にも役立つ栄養素で、きゅうりの皮にも豊富に含まれています。さらに、ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない栄養素で、不足すると細胞壁の結束がゆるみ、血管壁ももろくなって体のあちこちから出血を起こす壊血病も引き起こします。
ビタミンCが少ないと免疫力が下がり、体調を崩しやすくなって疲れを感じやすくなるので、日常的に食事で補いたい栄養素です。
⑤食物繊維
きゅうりの皮には食物繊維も豊富に含まれていて、便秘対策にも役立ちます。食物繊維は体内で水分を吸ってふくらみ、便のかさが増すので腸の動きを刺激して排便を促します。ほかにも腸内環境を改善し、満腹感を刺激して食べすぎも防ぐためダイエットにも効果的です。
(*きゅうりの栄養について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
きゅうりの皮のむき方も紹介!
きゅうりの皮をむくと緑色がより鮮やかに見えて見栄えがよくなり、料理の仕上がりも繊細な味になります。青臭さむ減るので、苦手な人も皮をむくと食べやすいです。そこで、基本的なきゅうりの皮の剥き方を3つ紹介します。
下準備:きゅうりのトゲを取る
まずはきゅうりの皮をむく前に必要な下準備として、きゅうりのトゲを取る方法を紹介します。
1.きゅうりをよく洗う
2.塩を適当に手に取り、きゅうりにこすりつける
3.きゅうりをまな板の上で転がすようにした板ずりする
きゅうりのトゲは、塩をまぶして板ずりすれば簡単に取れます。塩を適量手に取って、きゅうりにこすりつけたらまな板の上に押し付けるようにした転がしましょう。数回転がしたら塩を水で洗い流すと、適度にきゅうりに下味も付き、緑色も鮮やかになって美味しくなります。
(*きゅうりのとげとげの取り方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)