豆苗は生で食べれる?毒性があり危険?美味しいレシピと腹痛など食べ過ぎの注意点も紹介!
豆苗は生で食べれるか知っていますか?毒性があり危険・体に悪いと言われることもありますが本当でしょうか?今回は、豆苗は生食できるかを生食する際の栄養面のメリットとその効果・効能とともに紹介します。食べ過ぎによる〈腹痛・下痢〉などの危険性や、〈サラダ〉など生食で美味しいレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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豆苗は生で食べられる?毒性があり体に悪い?
低価格で食卓に取り入れやすい豆苗ですが、青臭いイメージで生食を敬遠する人も多いようです。さらに生食では毒性があり体に悪いという噂まで耳にしたことがあるかもしれません。ここでは豆苗は生食できるのか、毒性や体への悪影響があるのかを紹介します。
豆苗に毒性はなく生食しても問題ない
豆苗には危険とされる毒性はなく、またアクの少ない野菜なので生食できる野菜です。
豆苗は生でもお召し上がりいただけます。
ただ、加熱した場合に比べて、豆の香りが強く感じられる傾向にあり、お好みが別れるようです。少し試食されてからのご利用をおすすめします。
豆苗の生食で考えられる体調不良は、食物繊維が豊富なため食べ過ぎてお腹を壊してしまうことが考えられます。また体に悪いと噂されている毒性はレクチンという成分を指していて、豆苗以外にも多くの野菜に含まれます。レクチンの過剰接種により中毒症状が出ることもあるそうですが、豆苗による食中毒の例が報告されたことはないので安心して食べて下さい。
ただし豆苗の発芽前であるえんどう豆(グリーピース)にはレクチンが含まれるので、妊婦さんや体調が悪い人は食中毒を防ぐために加熱して食べるとより安心です。
生食する場合は鮮度の良い豆苗を選ぶのがポイン
豆苗はグリーンピースを発芽させたもので、青臭いというイメージを持つ人も多いかもしれません。豆苗の青臭い香りは、鮮度によっても変化します。以下のポイントを押さえて、新鮮な豆苗を選びましょう。
・葉の色が濃い
・茎にハリがある
・全体的にみずみずしい
・葉がしっかりと開いている
・パッケージの水滴が少ない
豆苗の青臭さは品種にもよるそうで、国産豆苗の最大手「村上農園」でもなるべく香りの穏やかな種を使っているようです。村上農園以外の豆苗を見かけた際には、違う品種を使っている可能性があるので、そちらも試してみてください。
豆苗を生食するメリットは?
中華料理の炒め物としてよく使われていた豆苗ですが、豆苗を生食することにメリットはあるのでしょうか。毒性を疑う人や青臭いイメージもあるので、加熱した方がいいという人も多いかもしれません。ここでは、豆苗を生食するメリットについて紹介します。
豆苗の熱に弱い栄養素ももれなく摂取できる
豆苗に限らず生野菜を食べるメリットは、なんといっても加熱によって失われてしまう栄養素をまるごと摂取できる点です。豆苗に含まれる代表的な熱に弱い栄養素は以下の通りです。
・ビタミンB1
・ビタミンC
・カリウム
・葉酸
豆苗を生食することで免疫力の向上や疲れに効果的なビタミン類、血圧を下げる効能があるカリウムなどを効率良く摂ることができます。また細胞の分裂を促す効果がある葉酸は妊婦に欠かせない栄養で、胎児の成長だけでなく悪阻を抑える効果も期待できます。またこれらの栄養は水溶性のため水に溶け出しやすいため、豆苗は生食のメリットが大きい食材です。
豆苗に含まれる栄養素と効果・効能を紹介
豆苗に含まれる栄養素は、以下のような種類があります。
・たんぱく質
・脂質
・炭水化物
・灰分
・ナトリウム
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・リン
・鉄
・亜鉛
・銅
・マンガン
・β-カロテン
・レチノール当量
・ビタミンE
・ビタミンK
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ナイアシン
・ビタミンB6
・葉酸
・パントテン酸
・ビタミンC
・水溶性食物繊維
・不溶性食物繊維
上記のように栄養の種類が豊富な豆苗ですが、カリウム、βカロテン、レチノール(ビタミンA)、ビタミンK、ビタミンB1、食物繊維などが特に豊富な食材です。カリウムは余分な水分を体外に出しむくみを解消する効果があります。βカロテン・レチノール・ビタミンKは熱による劣化が少ない上に脂溶性なので、加熱し油と摂ることで効果的に吸収できます。
ビタミンは体の中で作れない栄養素なので、加熱・非加熱を使い分けて効果的に摂取するのを心がけましょう。例としてビタミンB1は熱に弱いので、豆苗を生で食べることで効果的に摂ることができます。また熱に強い栄養でも加熱によって栄養の量はそのまま体積が減るので、食べやすくなり効率よく食事に取り入れることができます。
求める効果によって加熱・非加熱、合わせる食材を考えて取り入れましょう。
(*豆苗の効果、効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)