里芋は圧力鍋で皮むき可能?蒸すだけ?吹きこぼれ防止法や煮物レシピのおすすめも紹介!
里芋を圧力鍋で調理できるか知っていますか?大丈夫なのでしょうか?今回は、<皮むき・下茹で>など里芋を圧力鍋で蒸す方法や、時間は何分かに加え、<吹きこぼれ>など注意点・コツを紹介します。<味噌・煮っ転がし・いか・大根>など煮物のレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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里芋を圧力鍋で調理しても大丈夫?
皮をむくとぬめりがあることが特徴の里芋は、圧力鍋を使用して調理しても大丈夫でしょうか。普通の鍋で煮込んでも吹きこぼれることがあり、加圧して作る圧力鍋を使って調理するのは心配になるかもしれません。しかし、やり方を守れば手間に感じる里芋の皮むきや調理まで、圧力鍋で簡単にできるのでぜひ参考にしてみてください。
里芋の圧力鍋での皮むき・下茹で方法は?時間は何分?
里芋はぬめりがあり、触るとかゆくなるうえ皮むきの手間があるため、生の里芋を購入をためらってしまう人も多いかもしれません。しかし、圧力鍋を使うことで簡単に皮むきができるので参考にしてみてください。
①里芋の汚れをとって切り込みを入れる
圧力鍋に里芋を入れる前に、まずは里芋の汚れを取って切り込みを入れます。あらかじめ切れ込みを入れることで、皮をむくときにむきやすくするためですが、十字に切れ込みを入れるか里芋を一周するように切れ込みを入れるときれいにむけます。少し手間に感じるかもしれませんが、包丁で皮をこそいで1つずつむくよりも簡単です。
②圧力鍋で加圧する・蒸す
里芋に切れ目を入れ終わったら圧力鍋に蒸し板を入れ、その上に里芋を入れて蒸していきます。蒸し板がない場合は里芋が被るくらいの水を入れて茹でても問題ありません。
蒸す場合の加圧時間は1分、茹でる場合は2分程度が平均的です。しかし使う圧力鍋やコンロによっても違いが出るため、説明書を自身で必ず確認することをおすすめします。また、蒸して加熱した場合は、加圧後火を止めて15分ほど蒸らしてください。
③冷水につけながら皮むきをする
加熱が終わったら里芋をザルにあけ、冷水につけながら皮をむいていきます。手で向いても包丁でもどちらでも構いません。圧力鍋で加熱することで最初に切れ込みを入れた部分から、きれいに皮がむけるようになっています。そのまま調理としても使えますが、冷凍保存をするために皮をむくのにも活用できます。
里芋は冷凍するときは皮をむいたうえで保存しますが、自宅で里芋を植えていて大量に収穫した場合などは、皮むきが大変です。この方法なら簡単で、包丁でそのままむくよりも可食部がそぎ落とされて無駄になることもありません。
里芋を圧力鍋で調理するときのコツと注意点は?
里芋を圧力鍋を使って調理するときのコツと注意点を説明します。圧力鍋は普通の鍋と違い、加圧して食材を柔らかくしていきます。そのため普通の鍋にはない注意点もあるため圧力鍋を使うときの注意点を覚えておきましょう。
①圧力鍋に入れる里芋の量は3分の2まで
圧力鍋を使って里芋を調理する場合は、里芋の入れすぎに注意してください。大量に里芋を入れてしまうと吹きこぼれの原因になり、圧力鍋の蒸気放出口を里芋のぬめりがふさいでしまい爆発する危険もあります。
これは皮むきの段階でもいえることで、畑で里芋がたくさん採れたから皮をむいて冷凍したい、などという時に上記で紹介した方法は便利です。しかし、一度に里芋を大量に入れないようにしましょう。目安としてはおおよそ鍋の高さの3分の2程度までです。
②加圧が終わってからとろみをつける
里芋はあんかけにしても美味しく食べられますが、加圧する前にとろみをつけると蒸気放出口が詰まる可能性があります。爆発する危険があるため、加圧する前に片栗粉を入れるのは避けましょう。同じくカレールーやシチューなどの粘度の高い料理を作る場合も、ルーは仕上げの段階で入れるようにします。