ピスタチオが殻付きの理由は?食べられる?硬い時の割り方や再利用法も紹介!
ピスタチオが殻つきで売られている理由を知っていますか?今回は、ピスタチオが殻つきの理由や食べることができるのかに加え、殻が硬いときの割り方・開け方も紹介します。殻の再利用法・使い道や殻なしの商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ピスタチオはなぜ殻つきで売られている?理由は?
ピスタチオはスーパーなどで見かけることが多い商品ですが、大抵は殻付きで販売されています。他のナッツ類は殻なしで販売されているものが多いのに対し、ピスタチオが例外なのは何故でしょうか。ここでは、ピスタチオが殻付きで販売されている理由を紹介します。
ピスタチオの殻は味・風味を守るために役立つため
ピスタチオが殻付きのまま販売されているのは、味や風味を守るためです。ピスタチオはナッツ類の中でも湿気に弱く、通年で湿度が高い状態になりやすい日本では殻を取り除くと、実が湿気を吸い込んでしまいます。アメリカやオーストラリアで殻なしのピスタチオが主流なのは、湿度が低い地域だからです。
ピスタチオの殻むきは基本的に手でできるため
ピスタチオを殻付きにしておくことで実を湿気から守るだけでなく、手で簡単に殻がむけることも理由の1つです。ピスタチオは食べ頃になると殻が自然に縦に割れ始めるため、手を隙間に入れると簡単に殻を外せます。ピスタチオを美味しく食べるためにも殻付きのまま保存し、食べる時に割る習慣をつけるのがおすすめです。
ピスタチオの殻を食べることはできる?
ピスタチオは殻を取り除いた状態で食べるナッツですが、そのまま食べても問題はないのでしょうか。ここでは、ピスタチオの殻は食べても問題ないかについて説明します。
ピスタチオの殻に害はないがカビがついている可能性がある
ピスタチオの殻は食べない方が無難で、その理由はアフラトキシンと呼ばれるカビが付いているからです。アフラトキシンは摂取してするに食中毒が起こるような害はないものの、発がん性があるとの研究報告もあります。
海外から輸入されるピスタチオは、検査によってアフラトキシンの付着が認められると廃棄処分にされるのが一般的です。しかし100%アフラトキシンが付いていないとは断言できないため、殻を食べるのは避けましょう。
ピスタチオの殻が硬いときの割り方・開け方は?
ピスタチオの殻が硬い状態の割り方は、以下の通りです。
①割ったピスタチオの殻を用意する
②ピスタチオの中でも割れ目の隙間が小さいものをもつ
③②に①を差し込んで軽くひねる
上記の方法だと割れ目の隙間が小さい状態でも、簡単に殻を割ることが可能です。隙間がまったくないピスタチオの場合は、殻をペンチで挟んで割ってから実を取り出しましょう。ピスタチオの殻が粉々の状態にならないように気をつけつつ、割り方を検討してください。
(*ピスタチオの食べ方について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
ピスタチオの殻の再利用法・使い道は?
ピスタチオの殻は食用には適さないものの、以下のように再利用することができます。
・肥料
・着火剤
・エネルギー源
・アート
・工作
・枕
・ピアスケース
ピスタチオを着火剤として再利用すると、燃料よりも安上がりでおすすめです。またピスタチオの殻を燃やすとバイオガスが発生するため、エネルギー源として活用することも可能です。有機物成分が不足している粘土質や砂質の花壇や畑に、肥料としてピスタチオの殻を利用するのも向いています。
ピスタチオの殻は扱いも簡単なため子供の自由研究の工作やアート作品、インテリア小物として再利用している人も多いです。