サザエのつぼ焼きの蓋の開け方・身の取り方は?固い・取れないときのコツも紹介!
サザエの蓋や身の取り方に困ったことはありませんか?コツはあるのでしょうか?今回は、<生・つぼ焼き後>別にサザエの蓋・身の上手な取り方に加え、砂袋の取り方など下ごしらえ方法を紹介します。サザエのつぼ焼きの作り方や食あたりの危険性も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
・醤油
・みりん
・酒
・合わせダシ
サザエのつぼ焼きの作り方・手順
サザエのつぼ焼きの作り方は、以下の通りです。
①下処理したサザエをカットする。
②用意した調味料を合わせ、一煮立ちさせる。
③サザエを入れたら1分ほど煮含め冷ます。
④サザエを殻に盛り付け殻ごと温める。
まず前述した方法で下処理したサザエを、食べやすい大きさにカットします。用意した調味料を合わせて一煮立ちさせ、カットしたサザエを煮ます。網の上で殻のまま煮ていくイメージが多いかもしれませんが、先にサザエを煮て殻に戻すことで味が染みやすく煮過ぎて固くなるのを防げます。
煮過ぎると身が固くなるので、1分ほどしたら火を止めそのまま鍋ごと冷まします。粗熱が取れる頃には味が染みているのでこのままでも美味しいのですが、せっかくなので殻に盛り付けましょう。殻に煮汁を少し入れ食べる前に殻ごと温め直すと、見た目も香りも良くなりお店で食べるようなサザエのつぼ焼きに仕上がります。
サザエのつぼ焼きから蓋・身を上手に取る方法は?
下処理をしてから焼くつぼ焼きはそのまま食べられますが、サザエをそのままやく浜焼きでのつぼ焼きは焼き上がってから身を取り出す難しさがあります。ここでは、活きたサザエを豪快に焼き上げるつぼ焼きからサザエの蓋や身を取り外す方法を紹介します。
フォーク・竹串を刺して回しながら取り出す
・ナイフなど頑丈で尖った道具で蓋を外す
・ナイフで貝柱を外す、もしくは傷つける
・フォーク・竹串で身を刺す
・殻を押さえたまま捻るように身を出す
下処理の時と同じように、殻との隙間にナイフなどを刺し蓋を外します。焼いてからの蓋は茹でたサザエよりさらに外れにくい場合があるので、なるべく頑丈な道具があると安心です。蓋が外れたら貝柱と殻の間を切り離すように外す、無理なら傷をつけるようにつつくだけでも身が外れやすくなります。
フォークや竹串で身を刺しますが竹串1本だと支点が1ヶ所になり身がちぎれやすく取り出せないので、竹串の場合2本以上刺すのがコツです。殻を押さえながら、捻るように身を出します。この時火傷防止で軍手をする場合がありますが、熱い汁がかかるとなかなか脱げなくて危険です。そのため殻を押さえる時に使うのは、厚手で乾いたタオルや布がおすすめです。
サザエのつぼ焼きを食べると食あたりの危険がある?
牡蠣や帆立なとのニ枚貝は、美味しいですが食あたりすると酷い症状のでることが有名です。ここでは、サザエのつぼ焼きにも食あたりの危険があるのかについて紹介します。
サザエは巻貝のため食中毒の危険性は小さい
牡蠣や帆立などの二枚貝が起こす食あたりは、ノロウイルスによる食中毒がほとんどです。二枚貝は海水を濾すようにして海中のエサを取り込むのですが、海水にウイルスが存在した場合に、貝の体内にウイルスが潜んでしまいます。一方でサザエなどの巻貝は海藻がエサで、二枚貝とは食事の摂り方が異なります。
そのためサザエ含む巻貝の体内にノロウイルスが入ることはほとんどなく、食中毒の報告もあまりありません。さらにノロウイルスは加熱によって除去できることが分かっているため、極端に食べ過ぎない限りはサザエのつぼ焼きによって食あたりする心配はほとんどありません。
サザエの身・蓋を上手に取ろう!
蓋や身が取りにくく食べるのが面倒臭いと感じますが、今回紹介したコツを掴めば、簡単にサザエのつぼ焼きが楽しめます。身・蓋を上手に取って、美味しいサザエのつぼ焼きを味わいましょう。