みりんのアルコールを飛ばすには?レンジで何分?活用法や日持ち期間なども紹介!
みりんのアルコールを飛ばす方法を知っていますか?そもそもなぜ飛ばすのでしょうか?今回は、みりんのアルコールを飛ばす理由や、〈鍋・レンジ〉での飛ばし方を〈時間・温度〉などポイントとともに紹介します。みりんのアルコールによる妊婦・子供への影響や、作った煮切りみりんの活用法や日持ち期間・保存方法なども紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
みりん風調味料を使えば煮切りの必要はない
酒コーナーで売られているみりんに対し、調味料コーナーにはみりん風調味料というものがあります。みりん風調味料とは水飴をベースにみりんの味や香りを再現した調味料で、アルコールは1度未満です。臭み抜きや煮崩れ防止の効果はみりんに及びませんが、冷たい料理にもみりん独特の甘味と風味を持たせることができます。
煮切りをする必要がないので、刺身の漬けのタレやドレッシングを作るのに便利です。価格もみりんに比べ安いので、特性をつかんでいればみりんと合わせてストックしておくのもおすすめの調味料です。
(*みりんとみりん風調味料の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
煮切りみりんの活用法は?
あまり考えずレシピに従って料理にみりんを入れている人は多いですが、煮切りみりんを使うことは少ないはずです。簡単ですがひと手間かかる煮切りみりんは、砂糖の代わりとして使うだけでも違った風味を与えることができます。味にコクや深みを出し、さらにみりん独特のツヤや粘りが出ます。
他にもドレッシングや合わせ調味料にすることで、単体では味わえない豊かなオリジナル調味料としても楽しませてくれるでしょう。浅漬けの味の角を取るために足したり、みりんではアルコールを飛ばす時間の足りない半熟の卵焼きにするのもおすすめです。
煮切りみりんは日持ちする?保存方法は?
煮切りみりんをまとめて作った場合保存期間が気になるところです。ここでは、煮切りみりんの保存期間や適した保存法について紹介します。
煮切りみりんは冷蔵庫で1週間ほど日持ちする
みりんにはアルコールが含まれるため保存期間が長いですが、煮切りみりんはアルコールを飛ばしてあるため長期保存は難しくなります。作ろうと思えばアルコールを飛ばす時間は短いので、使用する前に煮切りみりんを仕込むのがおすすめです。衛生面だけでなく、アルコールの飛んだみりんは風味が落ちるのも早いからです。
まとめて作った場合でも、冷蔵庫で保存して1週間をめどに使いきりましょう。使い道は主に調味料になるので、1週間の使い道を考えたうえで煮切りみりんを用意してみて下さい。
みりんのアルコールの飛ばし方を知っておこう
みりんは味付けだけでなく、臭みを取ったり煮崩れを防いだりと使い方を知ると料理をランクアップさせてくれます。料理のさしすせその「さ」は砂糖をさしますが、加熱のはじめに入れ臭みを取る酒の「さ」も覚えておくと料理の基本の幅が広がります。ぜひ酒・みりんのアルコールの飛ばし方と、意味を知ったうえでいろんな料理に試してみて下さい。