みりんのアルコールを飛ばすには?レンジで何分?活用法や日持ち期間なども紹介!

みりんのアルコールを飛ばす方法を知っていますか?そもそもなぜ飛ばすのでしょうか?今回は、みりんのアルコールを飛ばす理由や、〈鍋・レンジ〉での飛ばし方を〈時間・温度〉などポイントとともに紹介します。みりんのアルコールによる妊婦・子供への影響や、作った煮切りみりんの活用法や日持ち期間・保存方法なども紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. みりんのアルコールを飛ばすのはなぜ?
  2. みりんのアルコールを飛ばす理由・目的
  3. みりんのアルコールを飛ばすのは妊婦・子供のためでもある?
  4. みりんのアルコールの飛ばし方は?時間は何分くらい?
  5. ①鍋で火にかけて飛ばす方法
  6. ②レンジで飛ばす方法
  7. ③直接火をつける方法
  8. みりんのアルコールを飛ばすのが面倒な場合は?
  9. みりん風調味料を使えば煮切りの必要はない
  10. 煮切りみりんの活用法は?
  11. 煮切りみりんは日持ちする?保存方法は?
  12. 煮切りみりんは冷蔵庫で1週間ほど日持ちする
  13. みりんのアルコールの飛ばし方を知っておこう

みりんのアルコールを飛ばすのはなぜ?

みりんを料理に使う時、特に意味は考えずにレシピなどを見てアルコールを飛ばそうと考える人は多いかもしれません。では、どの程度加熱したりどのようにしたらアルコールが飛ぶのでしょうか。今回は料理に使う際の、みりんのアルコールを飛ばす方法を紹介します。

みりんのアルコールを飛ばす理由・目的

日本では料理にみりんやアルコールを使う際、加熱してアルコールを飛ばすこと技法を煮切りと呼びます。みりんに含まれるアルコールの臭み取り、ツヤ出しなどのメリットを享受しつつも、熱でアルコールが飛ぶ性質を利用してアルコール独特の余分な臭み・匂いを取るのが目的です。料理酒や赤ワインを使ってフランベする時も同じ目的でアルコールを飛ばしています。

みりんのアルコールを飛ばすのは妊婦・子供のためでもある?

味の向上が目的とも言える煮切りですが、アルコールを飛ばす理由は子供や妊婦の健康を守るためのものでもあります。アルコールを飛ばさず料理にみりんを使うのは、少量といえど飲酒と同じと言え、子供や妊婦の健康に悪影響を及ぼす可能性があるほか、食後に運転する人も飲酒運転の恐れがあります。

みりんの煮切りが甘いことで、残った微量のアルコールが妊婦・子供の健康に悪影響を及ぼさないのかと心配する人もいますが、下記で紹介する正しい煮切りを行えば心配はしなくても大丈夫でしょう。ただ、体質によっては例外もあるので、注意はしておきましょう。

みりんのアルコールの飛ばし方は?時間は何分くらい?

上記の通り料理する際には、みりんからアルコールを飛ばす必要があります。沸点の違いから加熱する事でアルコールが蒸発するのですが、具体的にどうすればいいのでしょうか。ここでは、みりんのアルコールの飛ばし方と、加熱時間について紹介します。

①鍋で火にかけて飛ばす方法

最も一般的で手軽にできる方法は以下の通りです。

・鍋にみりんを入れ火にかける。
・沸騰したら1分ほど沸騰させ続ける。

みりんを鍋で火にかけ、沸騰させてアルコールを飛ばしていきます。みりんのアルコール度数は約14度で、沸点が78度くらいです。調味料として煮切りみりんにする場合は、沸騰して1分ほどでアルコールが飛びます。料理に入れる場合水よりも早く蒸発するので、弱火で温めて臭みを取るなどの効果を活かしながらアルコールを飛ばすこともできます。

②レンジで飛ばす方法

耐熱容器をよく使う人におすすめの、手軽で片付けも楽な方法です。

・耐熱容器にみりんを入れる。
・600ワットで1分加熱。
・目視で沸騰するのを確認するまで時間調整


レンジで飛ばす場合はみりんを耐熱容器に入れ、爆発しないように蓋はせず加熱します。レンジのメーカーや機種によりますが、600ワットで1分を目安に加熱していきます。突沸が怖いという声もあるようですが、ふつふつと沸騰するのが確認できるので心配しないでよく見ながら時間を調整して下さい。

③直接火をつける方法

念入りにアルコールを飛ばしたい人向けの方法です。

・鍋にみりんを入れ、すぐに傾け火をつける。
・煮切ったみりんに、念押しとして上から火をつける

子供に人気の鶏の照り焼きや豚の角煮など甘めの煮付けにも使うことが多いみりんは、特にアルコールが残ってないか気になるところです。沸点の低いみりんは加熱調理でほとんどのアルコールが飛びますが、子供や妊婦など食べる人によっては念押ししてアルコールを飛ばしたい場合もあります。そのような時におすすめなのは、直接火をつける方法です。

西洋料理でよく見るフランベのように、みりんを入れてすぐ鍋を傾け火をつけます。豪快な技法で臭み消しの効果も高いので、肉料理におすすめの方法です。煮物などじっくり加熱してアルコールが飛んでいるはずの料理も、上からライターなどで火をかざすことでわずかなアルコールも残らず揮発させることができて安心です。

みりんのアルコールを飛ばすのが面倒な場合は?

煮物などの仕上がりがキレイになるのはわかりましたが、甘みを足すのに毎回アルコールを飛ばすのを気にするのは面倒と感じる人もいるかもしれません。ここでは、みりんのアルコールを飛ばすのが面倒な場合は何を使えばいいか紹介します。

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