エビの茹で時間は何分がベスト？殻あり・なしで変わる？冷凍は下準備が重要？
エビの茹で時間は何分がベストか知っていますか？今回は、生エビの正しい茹で方・茹で時間を〈殻付き・殻無し〉別に、〈水から〉など茹でる際のコツとともに紹介します。冷凍エビを茹でる際の下準備のコツや、茹でエビの活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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エビの茹で時間は何分がベスト？
エビは生エビから冷凍エビまでさまざまな商品が販売されていますが、茹で時間は同じで良いでしょうか。エビは火を通しすぎると固くなるため、加熱時間が難しい食材です。ここではエビの茹で時間について紹介していくので、料理のときの参考にしてください。
生エビの茹で方・茹で時間は？
まずは生エビの茹で時間から見ていきますが、殻付きのエビとむきエビでは茹で時間の違いはあるでしょうか。また、大きさによっても茹で時間が変わってくるため、使いたいエビの大きさに合わせて茹でることが大切です。
①殻付きエビの茹で方・茹で時間
殻付きのエビの茹で方と大きさ別の茹で時間の目安は以下の通りです。殻付きのまま茹でた方がしっとりとした味わいになるため、サラダや茹でエビのままの状態で食べるときは覚えておくと便利です。
【茹で方】
1．エビは冷凍なら解凍しておきエビの背わたを取って準備をする
2．たっぷりのお湯を沸かし1リットルに対して小さじ2程度の塩を加える
3．沸騰したらエビを入れて茹でざるに上げる4．熱いまま2分ほど放置する
【茹で時間】
大：4分
中：2分～3分
小：1分
殻付きのエビの背わたを取る場合は、エビを丸めて節の間から引き抜くと取れるので試してみてください。エビは火を通しすぎると固くなるほか、小さく縮むため食べごたえもなくなります。沸騰したお湯に入れたままにするのではなく、短時間で茹で終えたら余熱で火を通すようにすると、柔らかいまま食べられます。
②殻無しのむきエビの茹で方・茹で時間
加熱用の殻なしのむきエビは便利ですが、殻付きのエビよりも固くなりがちであるため、茹で時間に注意しましょう。
1．お湯を沸騰させる
2．弱火～中火にしてゆっくりと色が変わるまで茹でる
むきエビは冷凍のままの状態から解凍した状態までさまざまですが、茹で上がりは色を見て確認するようにします。小エビやバナメイエビなどのむきエビは、沸騰後に1分程度火に通すだけで構いません。グラタンに入れる場合など、もう一度加熱することがある料理なら、30秒程度お湯にくぐらす程度にすると食べるときに固くならずに食べられます。
エビを茹でる際のコツはある？
エビを茹でるときにはいくつかコツがあるので覚えておくと便利です。ポイントを抑えておくことで臭みが消えてより美味しく、料理の見た目も良くなります。ここではエビを茹でるときのコツを説明するので参考にしてください。
①背わたなどの下処理を怠らない
エビを茹でるときは臭みの原因となるほか、食感が悪くなることから必ず背わたは取るようにしてください。エビの背わたは消化器官にあたるため、食べたえさや砂などが入っていることがあります。また、しっぽにも泥や汚れが入り込んでいることがあるため、臭みの原因となります。しっぽの汚れは、包丁でしごくようにするときれいに取れるので試してみてください。
(＊エビの背わたについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②まっすぐにしたい時は竹串を指す
エビはそのまま茹でると背中が丸くなり、寿司などを作るときには使いにくくなってしまいます。エビをまっすぐな状態で茹で上げるには、竹串を腹から尾に向けて刺してから茹でることでまっすぐに茹でられるので活用してみてください。竹串が長くはいらない場合は、竹串を切るか深い鍋で茹でる、フライパンで茹でると言った方法があります。