ローストチキンの温め方は？電子レンジはNG？フライパン・オーブンなど温め直し方を紹介！

フライパンでのローストチキンの温め方は、以下の通りです。

①フライパンにクッキングシートか魚焼き用のアルミホイルを敷く
②①にローストチキンを置く
③②を弱火で温める

この方法はローストチキンのレッグを、手早く温め直したい時におすすめです。丸ごとのローストチキンの場合は、加熱する過程でムラが出るのでおすすめできません。フライパンに皮がくっつかないようにすること、低温で温めることの2点を守ることで、鶏肉の内部はジューシーさを維持できます。

温める時間は、どの程度皮をパリパリにしたいのかによって異なるので、自分の目で確かめながら加熱しましょう。1ヶ所だけ加熱する時間が長くなると皮が焦げたり、他の部分は冷たいままだったりするので注意が必要です。

オーブントースターでのローストチキンの温め方は、以下の通りです。

①ローストチキンをアルミホイルで包むか、上下にアルミホイルを置く
②温度を160～180℃に設定し、①を10分程度焼く
③鶏肉の深部まで熱が通ったら、温度を200℃に上げて3～4分焼いたら出来上がり

この方法で温め直しをすると、ローストチキンの表面に焼き色がついてパリパリに仕上がります。それは温め直しの過程で鶏肉から脂が出て、揚げるのに近い効果が得られるからでしょう。ローストチキンのレッグをパリパリに仕上げたい時にはおすすめの方法ですが、丸ごとのものはサイズ的に難しいでしょう。

オーブンでのローストチキンの温め方は、以下の通りです。

①オーブンを170～180℃で予熱する
②オーブン用のペーパーを鉄板に敷く
③②にローストチキンをのせる
④③をオーブンに入れ160℃に設定して、15分ほど温める

丸ごとのローストチキンをジューシーに温め直したい時に適した方法です。ローストチキンにワインを少々振りかけてから低温で加熱すると、肉がよりジューシーに柔らかくなります。ローストチキンの皮に焼き目をつけたくない時には、アルミホイルを被せてからオーブンに入れるようにしましょう。

皮をパリパリにさせたい時には、仕上げにオリーブオイルとはちみつを混ぜたものを皮に塗ります。180～200℃に温度を上げてから短時間オーブンで焼くのがコツです。しかしはちみつは焦げやすいので、加熱時間が長くなり過ぎないように注意しましょう。

魚焼きグリルでのローストチキンの温め方は、以下の通りです。

①魚焼きグリルを空の状態で予熱する
②①の底に水を入れる
③②にローストチキンをのせ、弱火で10分ほど加熱する

ローストチキンのレッグはそのままで温め直しできますが、丸ごとの場合は部位別にカットするようにしましょう。水蒸気の働きにより肉はジューシーになり、一方、皮の表面の水分は飛ばされるのでパリパリに仕上がります。弱火でも皮の脂は焦げ付きやすいので、アルミホイルを被せるなどの注意が必要です。

湯煎でのローストチキンの温め方は、以下の通りです。

①ローストチキンを耐熱性をもつジッパー付き保存袋に入れ、しっかりと空気を抜く
②深さのある鍋にお湯を沸騰させる
③お湯が沸騰したら火を止めて、コップ1杯の差し水をする
④③に①を入れて蓋をして、火をつける
⑤とろ火にして15～20分ほど加熱する

オーブンがない時に丸ごとのローストチキンを温め直しするのに適した方法で、レッグでも問題なく温まります。しかし湯煎する方法では肉はジューシーに仕上がるものの、皮がパリパリになることはありません。湯煎する時間を短めにしたい時には、弱火で7～10分加熱する方法もあります。