小松菜の旬はいつ?見分け方のポイントや栄養価・値段の変化など紹介!

【管理栄養士監修】小松菜の旬がいつか知っていますか?今回の記事では小松菜の旬の時期・値段にくわえ、一番美味しい時期について紹介します。スーパーで購入する時にどういった小松菜を選べば良いか迷うという方は、新鮮な小松菜の見分け方も紹介するので参考にして下さい。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 柳田ゆい
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管理栄養士調理師薬膳インストラクター薬膳食療法専門指導士 。 保育園や小学校の給食調理、献立作成、食育などに携わってきました。...
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管理栄養士調理師薬膳インストラクター薬膳食療法専門指導士 。 保育園や小学校の給食調理、献立作成、食育などに携わってきました。 その中で食の大切さを再認識し、現在は、“食育薬膳""料理教室【結ぶキッチン】を主宰しています。 食や健康について、楽しく知っていただけるよう、お伝えしていけたらと思っています。

目次

  1. 小松菜はどんな野菜?
  2. 小松菜の歴史
  3. 小松菜の生産量・主産地
  4. 小松菜の旬はいつ?
  5. 小松菜は旬の冬が一番美味しい
  6. 春頃(3月~4月)に出荷されるのは鶯菜
  7. 旬の冬は値段が高め
  8. 小松菜の旬の栄養価は?
  9. 栄養価が高い
  10. 小松菜の鮮度の見分け方のポイント
  11. 小松菜の葉での見分け方
  12. 小松菜の茎での見分け方
  13. 小松菜は旬が一番美味しい

このデータを見ると、12月が最安値で、そこから急激に価格が上がり1、2月が一番高いことがわかります。平均と比べると、夏の小松菜は若干高くなっているようですね。

小松菜の旬の栄養価は?

小松菜は栄養価が高い野菜ですが、普段食べていて、小松菜にどんな栄養素が含まれているのか詳しいことは知らない方が多いと思います。そこで、小松菜の栄養価について紹介していきます。

栄養価が高い

どの野菜でも一般的に同じですが、旬の野菜は栄養価が特に高くなっています。旬ではない時期と比較すると数倍も栄養価が高いこともあります。

小松菜にはカルシウム、鉄、ビタミンC、食物繊維など様々な栄養が含まれていますが、中でも一番多く含まれているのがカルシウムです。100gあたり170mgもカルシウムが含まれていると言われていて、ほうれん草よりも含有量が多くなっています。

カルシウムは加熱に強いですが体に吸収されにくい栄養素でもあるので、ビタミンDが含まれている食品と一緒に摂取すると、吸収率が上がると言われています。

柳田ゆい

管理栄養士

上記の栄養素以外に、抗酸化作用のあるβ-カロテンも豊富に含まれています。 油で調理することでβ-カロテンの吸収率はアップしますが、加熱し過ぎるとビタミンCなどが壊れてしまうため、加熱する際は短時間でサッと火を通すようにしましょう。

(*小松菜の栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

小松菜の栄養素と効能は?ほうれん草との比較や栄養を逃さない調理法のおすすめも紹介!

小松菜の鮮度の見分け方のポイント

スーパーで買い物する際、沢山並んでいる小松菜の中から少しでもいいものを選びたいと品定めをする方が多いと思われますが、小松菜の見た目は殆ど一緒であるため、どれがいい小松菜なのかを見分けるのが難しいです。そこで、美味しい小松菜を見分けるポイントをいくつか紹介します。

小松菜の葉での見分け方

葉の見分け方は、ポイントが3つあります。

・内側に沿って巻き付いている形
・大きすぎない(あまり大きいと葉が固い)
・葉がピンとしていて、萎えていない


葉の色は、濃い緑色であればあるほど新鮮な証拠です。

小松菜の茎での見分け方

茎で見分ける時は、まず根元の方を注目してください。根元が綺麗な白であることが大事です。そして葉と同様に茎がピンとしており、萎えていない小松菜を選んでください。

小松菜は旬が一番美味しい

小松菜を普段からスーパーなどで見慣れていても、こんな深い歴史があるとは知らなかった方も多いのではないでしょうか。旬は冬ですが、春や夏の小松菜ももちろん美味しい野菜なので、今まであまり小松菜を料理したことがない方は是非、手に取ってみて下さい。

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