酸っぱいみかんを甘くする方法は?ガッテン流のやり方や美味しいレシピも紹介!
【望月農園監修】酸っぱいみかんを甘くする方法を知っていますか?今回は、〈もむ・投げる・りんごと一緒に置く〉など、みかんを甘くする方法をガッテン流のやり方も含めて紹介します。甘いみかんん見分け方や、酸っぱいみかんでも甘く食べれるレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
みかんを甘くする方法は色々とありましたが、実は注意点もあります。美味しく食べるために、甘くする方法と注意点の両方を知っておきましょう。
刺激を与えたみかんは日持ちしない
甘いみかんを食べたいと酸味を無くしたみかんは、とても傷みやすい状態になっています。揉む、お湯につけるなどしたみかんはあまり日持ちしないため、数日以内に食べるものだけ刺激を与えるようにしましょう。太陽の光やりんごのエチレンガスによって追熟するときも状態を確認するようにしないと、傷む原因になるため気をつけてください。
みかんは甘味と酸味のバランスがあってこその美味しさなので、全て酸味を無くして甘くすることだけが良いこととは限りません。酸味の原因でもあるクエン酸は、疲労回復や免疫力アップ、カルシウムの吸収を助けるなど美容や健康への効果も高い成分です。
望月崇久
望月農園
刺激を与えると傷みやすくなるため、腐ったり、味が変わったりする原因になります。スーパー等で販売しているみかんは、お客様のところに届くまでにかなりの刺激を受けているため、味が変わってしまっているものも多々あります。他の農産物でもそうですが、農家から直接購入するほうが、本来に近い味を楽しめるので、おすすめです!
甘い・酸っぱいみかんの見分け方も知っておこう
甘いみかんと酸っぱいみかんには、それぞれどのような特徴があるのかを紹介します。
【甘いみかん】
・皮がボコボコしている
・皮の色が濃いオレンジ
・楕円形
・ヘタが小さく色が薄い
【酸っぱいみかん】
・皮がツルツルしている
・皮の色が薄く緑や黄色っぽい
・丸い
・ヘタが大きく色が濃い
皮がツルツルでキレイに丸いみかんの方が見た目も良いので選びがちですが、実は美味しいみかんを選ぶ基準は反対のものです。みかんは太陽をしっかり浴びることで甘くなるため、木の外側になって太陽や風の影響を受けたものは皮がボコボコして色が濃くなります。
皮がツルツルでヘタが大きいものは木の幹付近で育ち、太陽や風の影響を受けていないみかんで、水分が多く酸味が強いものの可能性があります。緑色で完熟している品種のみかんもありますが、それ以外はまだ青みがかっているものや薄い黄色のみかんはまだ甘く熟していません。
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みかんは、夏の暑さや土地の乾燥、根の制限など、みかんの木に水分ストレスを与える事で、皮がデコボコの菊の花の模様になる『菊みかん』が出来ることがあります。この菊みかんはとても糖度が高く、甘くて美味しいものばかりです。狙って作れるものでもないので、とても希少性があります。
酸っぱいみかんでも甘く食べられるレシピ!
酸味が強いみかんでも、甘くする方法なしで美味しく食べることができるレシピを紹介します。酸っぱいみかんだけでなく甘いみかんでもできるので、冬場のみかん消費にもおすすめです。
①レンジで簡単みかんゼリー
みかんの大量消費におすすめのみかんゼリーは、レンジで簡単に作ることができます。はちみつや砂糖で調節して、自分好みの甘さにすることができるので酸っぱいみかんや余ったオレンジジュースでも作ることができておすすめです。
②みかんとクリームチーズのサラダ
クリームチーズと合わせることで、酸味がまろやかになり酸っぱいみかんも食べやすくすることができます。デザートとして食べるのに飽きた時のみかん消費や、おもてなしにもおすすめのサラダレシピです。